山形ワイヴァンズへ加入し、本日7月9日(木)、初めて新号健選手と話をした。

バライティーに富んで、粘っこいガードを補強したいとの願いが叶い、仙台89ERSから新号健選手が加入してくれた。

仙台89ERSとの試合では、とても苦しめられた選手である。



東京都江戸川区出身で、日本大学バスケットボール部から、ルーキーとして仙台89ERSへ加入し、今回2チーム目として山形ワイヴァンズを選んでくれた。

数チームからのオファーの中、ワイヴァンズを選んでくれたことに、心よりの感謝である。

秋山と同じ歳で、チームとしては鶴田に次いで年少となる。

その溌剌とした若さで、是非、山形ワイヴァンズの柱に成長してほしい。



その後、2階の事務所にいた和田保彦選手と佐藤洋一GMを、3階のミーティングルームに呼び近況を聞く。

今季、チームでは1番最初に契約更新したのがベンこと和田選手。

最下位からのスタートとなるワイヴァンズにとって、和田選手の更新は明るい話題となり、クラブ再生に向けた第1歩となった。

河野、中島、上杉と共に、今シーズンのワイヴァンズの課題である「チーム力」の強化に力を注いで欲しいと話す。

「チーム力」とは、チームプレーはもとより、チームメイトの力を最大限に活かし合う力である。

ややもすると、スポーツ選手は、自分だけのパフォーマンスやプレーだけを考えがちになる。

しかし、バスケットボールは、絶対に1人では成り立たないスポーツである。
自分の力と周囲のチカラが、調和してこそ、自分のプレーが生きるのだ。

そこが、昨シーズン、山形ワイヴァンズの最大の弱みとなったのだ。

オフェンスやディフェンスを語る前に、「チームの和」が乱れ、「ONE TEAM」になれなかったことが残念でならない。

今年こそは、昨年からいる4選手が、如何に「チームの和」を作っていくのかが、肝になる。

そんな話を和田選手へ、GMを交えて話をした。

新号選手、和田選手、一人ひとりが輝くチームになれば、おのずと勝利はついてくると思っている。

歩き出したパスラボ山形ワイヴァンズを、昨年以上の応援をお願いしたい。