6月26日(金)、山形グランドホテルにて、ダイバーシティメディアの第28期の株主総会が開催された。



例年だと、株主126名の内約50名が参加するが、今年は取締役11名と株主17名の合計28名の参加となった。

設立以来、最も少ない出席の株主総会であった。
株主委任状は、皆さんから頂いているので、株主総会は問題なく開催できたが、やはりこの少なさは、新型コロナウイルス感染症の影響によるものであろう。



リモートや書類のみでの株主総会も、他社ではあるが、ダイバーシティメディアでは、十分なコロナ対策を取った上、直接参加される方を前もってお聞きし、開催したのである。



例年とは違った、それぞれの距離を置き、マスク着用やアルコール消毒などをしていただき、会場に入っていただく。



今回から、株主総会の司会進行を務める、斎藤隆吉総務担当常務。



自分からは、ダイバーシティメディアは、設立以来28期を迎え、今期も21年連続黒字を達成できたこと、さらには、BS4K放送の展開や山形ワイヴァンズの試合当日夜の中継などで独自性を出せたことなどを報告する。

また、新型コロナウイルス感染症関連の生中継の特別番組を制作放送し、反響が高かったので、誰でもスマートフォンでも見られる「ダイバーモバイル」の配信システムを構築し、日本中から市民チャンネルの「ライブバイキング」を見られることや、今年の11月より、酒田市や鶴岡市などへのNTTの光ファイバーを活用してケーブルテレビの番組を見てもらう計画などを話す。



その後、経理担当の奥出潔取締役より、事業報告並びに決算報告があり、定款の一部変更や監査役人事についての議案が提出され、樋口孝司常勤監査役より監査報告があり、全会一致で可決された。



新型コロナウイルスの影響で、新しい生活様式を模索する時代へ突入したが、まさにダイバーシティメディアは、「ステイホーム」から「エンジョイホーム」へ、ご家庭までの『ラストワンマイル』を担う存在として、様々なトライアルをしていかなければならないと、改めて思ったのである。



総会後は会場を移し、株主懇談会を開催する。



この総会をもって、常勤監査役を退任する樋口孝司さんからご挨拶をいただく。
「大好きなダイバーシティメディアで、素敵な方たちと出会い、素晴らしい時間を過ごせました。ありがとうございました。」
心熱くなるご挨拶を賜ったのである。



顧問弁護士の水上先生からの乾杯のご発声。



コロナ時代の為お酌は遠慮させていただき、ダイバーシティメディアからは、社長のみが各テーブルにてご挨拶をするだけにしたのだ。



会場の山形グランドホテルからは、席の間隔を広くとり、テーブルとテーブルの間も十分に空けていただいた。

新型コロナウイルスとの共存の時代、人と人の距離を取りながらも、少しぎこちなくも、エッセンスだけは遂行できたと思う。

株主総会所要時間は約30分。
昼食懇談会は約40分。

株主の皆さんには、心からの「おもてなし」ができたとは思えないが、改めて新たな期では、より社会的価値の高い事業を進めていくつもりである。