新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為、夜の外部の方とのアポイントはほとんどない。

だから、自宅に直帰する日が多くなっているのである。



一昨日は、仕事が終わってから、スタッフのマチャと自宅の周辺を散歩する。



前回同様に、馬見ヶ崎川原沿線を歩く。
例年なら、桜のライトアップのコースである。
桜の小さな蕾が風に揺れている。



愛宕橋をJavaプールの入り口まで渡る。
橋の中央から見た上流方面。
春の香りがたっぷり。



山形県庁は、未だに灯りが消えない。
2011年3月11日の夜と重なる。
不夜城…夜を徹して、新型コロナウイルス対策を行なっている。



その前日は、七日町の山形御殿堰の「庄司屋」で蕎麦を食べた。
お客さんは、自分達以外は一人であった。
今後、町はどうなっていくのだろう。

新型コロナウイルスが無くなるわけはないと思う。
このウイルスがこの地球、日本から皆無になるなら別だが、長い間、新型コロナウイルスがある世界で生きていかなければならない。
いわゆる、ウイルスとの共存である。

だとすると、どういう方法、レギュレーション、ルールがあるのだろう。

模索しなければならない。

そんなことを思っている。



ふと夜空を仰いだ。

月が大きい。
アッ、そうだ、今日はスーパームーン。



最大の満月…スーパームーンが、4月7日から8日にかけて観られるという。

楕円形の軌道を回っている月が、地球に最接近するごとに大きく見える現象で、今回は2020年としては、地球にもっとも近い満月である。

満月と地球との距離は、約35万7千キロ。

目の前の地上では、新型コロナウイルスにより、未曾有の危機が訪れているが、夜空には、とても美しい風景があったのである。

月に願いを…早く、新型コロナウイルスが終息して、人々のこれまで通りの営みが戻るように!