日曜日の夜、しばらくぶりに自宅で鉄板焼き!
新型コロナウイルスや、それに伴う様々なストレスを、何とかエネルギーに転換する方法を考えていたが、やっぱり美味しい食事を楽しむこと。
ということで、妻にお願いして、焼肉の準備をしてもらう。
佐藤和則社長は、自分の1年後輩で、中学生の時に同じ剣道部で剣を交えた仲間。
それ以降、45年の付き合いである。
大学生の時は、同じ相模大野で暮らし、よく夕食を共にした。
彼はヨーロッパの遊牧地への研修に旅立つ前、自分のアパートで、「先輩、俺は山形一、日本一の肉屋になる!」と言っていた。
帰国してからも、「ヨーロッパでは、生きている牛の背中に穴を開けて、生態を観察できるんです!」と、目を輝かせていた。
その後、社会人になり、自分がケーブルテレビ山形やムービーオンの設立した時も協力してもらい、いつしか、ここまで一緒に歩んできた仲間となる。
ご両親からも、自分の亡き父は大変お世話になり、特にお母さまからは、父の選挙の際に、コロッケを差し入れしてもらっていた。
また、彼の息子と自分の息子が、山形市立第一中学校ラグビー部で同じチーム。
自分の息子の方が、今度は1年後輩である。
そんな家族ぐるみのお付き合いをさせてもらっているのだ。
最初の写真はサガリ。
こちらはカルビであり、焼き上がるととても美味しい。
トモサンカクは、あっさりしていて食べやすい。
食感が良く、塩と胡椒で食べれば絶品のタンである。
山形には、外食での焼肉や鉄板焼き、フレンチやイタリアンのステーキ、そしてすき焼きも、名店が多く、どの店でも美味しい。
食べながら、ストレスや気持ちの落ち込みが、回復していくのが分かった。
「やっぱり、ニクー!」である。
84歳の母も、「美味しい!」と食べていた。
「ガンズ君の肉だべ!」と、佐藤社長の中学生の時の愛称を母は覚えていた。
「良く覚えているね!」と笑うと。
「覚えているったな、お前のアパートへ電話すると、ハイってガンズ君が出たどれ。」と真顔で答えていた。
ステーキでも、焼肉でも、すき焼きでも、肉は食卓を明るくして元気を生み出す!
また、弱音を吐きそうになったら、迷わず佐藤牛肉店に行こうと思ったのであった。