3月14日(土)、山形ワイヴァンズは、茨城ロボッツから、76対73で久しぶりの勝利を掴んだ。

今年になって、1月4日(土)以来の、約70日ぶりの勝利。

パスラボ山形ワイヴァンズの今日の1勝は、14連敗のどん底から、やっと抜け出せたのであり、暗雲の隙間から光りが差し込んだ様であった。



2月末に、マイクベル選手を、今シーズン最後の外国人枠として獲得し、栗原貴宏選手を宇都宮ブレックスからレンタル移籍をしていただき、パスラボ山形ワイヴァンズとしては、最強の補強をしたつもりである。

その成果が問われるのが、この試合であった。



初めての無観客試合。

新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、政府の方針によって決まった様々な施策。

「Bリーグの公式試合は無観客での再スタート」も、その流れの中で決まったのだ。

多くのブースターやファンの方々、さらにはスポンサーの皆様には、とても心苦しく、心よりお詫び申し上げる。

ブースターやファン、さらにはスポンサーがあってのプロバスケットボールなのである。



無観客の中で、初のアンセムである。



これまでの悔しさや辛さを、この試合に傾注し、勝利に向けて心を重ね合わせる。



前半では、ロボッツから20点の差をつけられたワイヴァンズ。

さすがの茨城ロボッツである。

「また、負けるのか…。」
そんな気持ちで、ハーフタイムを迎えた。

第3クォーターの後半でも15点差があり、「やはりダメかな?」という思いが頭をかすめた。



第3クォーターが終わり、第4クォーターへ。
山形ワイヴァンズが、猛烈に追い上げる。



この辺から、接戦となり、ワイヴァンズにとっては、5点ビハインドの展開が続く。



残り5分を切り、オフィシャルタイムアウト。

そこから、ワイヴァンズの巻き返しが始まった。



ここに来て、ジョルジーゴロマンのシュートタッチが良くなる。

最後は、バスケットの神様が、パスラボ山形ワイヴァンズへ微笑んでくれたようである。



勝利!!
ベンチは大喜び☆

ブースターの方々がいたら、どんなに盛り上がったのか…。



ゴロマンが31得点で11リバウンド。
マイクベルが13得点で23リバウンド。
そして、新加入な栗原が10得点。

みんなが、集中している。


まだまだ、前を走るチームの背中は見えない。

しかし、このチームは、まだまだ勝つ!
ここから這い上がるのだ。

これからも、ワイヴァンズへの応援を、よろしくお願い申し上げます!