2月の半ば、チュウとゴロマンの復帰激励会を、焼肉「山牛」で開催した。

膝の関節症で手術をしたチュウと、肺気胸の手術をしたゴロマン。

担当医の先生方からも、試合への復帰のGOサインは出たものの、練習していても試合の様子を見ても、2試合連続でパフォーマンスを維持できる体力がついていないと、東島ヘッドコーチやチームスタッフ、さらには佐藤GMからも報告を受けていた。



2メートルを超える巨漢の2人に、スタミナをつけるとするなら…と、話し合って決めたのが焼肉であった。

フロントの斉藤常務と通訳の高橋翔君も入り、2人の選手の復帰を祝いも兼ねて、遠いナイジェリアとハンガリーから来た二十代の若者に、焼肉を食べてもらったのである。



ゴロマンは、まだ二十代前半であり、慣れない日本や山形での手術であり、かなり心細かっただろうと思っていた。

ゴロマンとしっかり話すのは、この日が初めて。

17歳でハンガリーからアメリカに渡ったゴロマン…彼の幼少期からの歴史や、山形での過ごし方などを聞く。

チュウとの関係も良く、いい感じだと思った。



アメリカに7年住んでいた東島ヘッドコーチは、通訳なしで彼等と話せるのが強みである。

2人の事を、いろいろ教えてくれる。



「山牛」では初めての焼肉。
すごい量の焼き肉とライスを食べていた。

育ち盛りの息子を見ている様で、とても嬉しかった。
心から、元気になって、試合で強さを見せて欲しいと思ったのである。



クレバーで、面白味があるゴロマン。


ユーモアいっぱいのチュウは、ジョークが上手い。


2メートルを超える2人に、とにかく早く体力やスタミナを回復させて、しっかり2試合連続で戦えるようにして欲しいと伝えた。


〜あれから、まだ3週間しか経っていないが、世の中のロケーションはだいぶ変わった。

新型コロナウイルス拡散防止の為に、Bリーグの公式戦のスケジュールが変わり、まだ彼らの最良のパフォーマンスは見れていない。

マイクベルも合流した。

今は、ひたすら練習して、3月14日(土)の試合再開での勝利を目指して欲しいのである。