ここ数試合、これまでのパスラボ山形ワイヴァンズとは、間違いなく変化して来ている。

連敗は止まらず、リーグの最下位に甘んじてはいるが、選手、チームスタッフ、フロントのクラブチームが一丸となり必死に戦っている。



特に、広島戦からは、GGことジョルジー・ゴロマンと、チュウことチュクディエベレ・マドゥアバムが復帰し、やっと外国人選手の体勢が整ったのである。

ポテンシャルとマインドはとても良かったスティーブン・ハートは、3度目の故障でパフォーマンスが上がらず退団。
今年は、ケガや故障に悩まされ続けており、まだ外国人枠はひとつ欠けている状態である。

しかし、GGとチュウの2人は、広島戦よりも少しずつパフォーマンスが上がって来ており、これからワイヴァンズの浮上のカギを握っていると確信する。



そして、この群馬戦から、コンビで指揮を取ってくれている、東島ヘッドコーチと福島アソシエイトコーチ。

まだ2戦目なのに、選手たちのチームワークやガバナンスが、中心軸に集まって来ている感じがしている。

あの西地区王者の広島との互角の戦い、東地区2位の群馬との接戦。
まだまだ、諦めるわけにはいかないし、最後までジタバタしたい。



何よりも、山形ワイヴァンズを後押ししてくれているのが、ブースターや会場に駆けつけてくれる1300人を超える皆さんの、声を枯らしても応援くださる熱き声援である。



きっと、もう少しで、長いトンネルを抜けて、厳しい冬の後の、光り輝く春が来ることを信じている。



福島アソシエイトコーチも、東島ヘッドコーチと連携をとりながら、熱く燃えてくれている。



諦めずに、必死にボールを追っていけば、必ずプレー水準は上がり、強靱なチームになれると思う。

ひとりひとりの選手の頑張りが、ここからは大切である。
クレバーに、泥臭く、全員で勝利を掴んで欲しい!



選手は選手として、チームスタッフはチームスタッフとして、フロントはフロントとして、まだまだやれる事をやり切りたいと思う。



以前新人時代に、自分の家の側のアパートに、伊澤と共に住んでいた目(さっか)健人選手が、二日間会場に来てくれた。

山形ワイヴァンズを退団した後、埼玉ブロンコスで活躍していたが、この度退団し父親の経営するバスケットスクールに入るそうである。

当時一緒だった、通訳の高橋翔氏とワイヴァンズポーズ。

また、ワイヴァンズのマネージャーの後、宇都宮ブレックスのアシスタントマネージャーとなった武田有人氏も顔を出してくれた。

パスラボ山形ワイヴァンズOBのみんなが駆けつけてくれている。

勝利をみんなに届けたい!
そう、心の底から思うのである。