「ボヘミアン・ラプソディ」や「スター誕生」さらには「ロケットマン」などの映画が話題となったこの1年。

映画館でも、クイーンやエルトンジョンなどの楽曲を感じられた。

やはり、本物の音楽が、映画という画角の中で放たれると、そのシナジーは計り知れない。



映画「YESTERDAY」は、ビートルズの映画である。

映画の中に、ビートルズの姿は無いが、ビートルズがいない世の中でも、やはりビートルズの楽曲は、人類最高傑作の楽曲であることを証明しているのだ。

さらに、この映画は、前述の3作品とは違い、完璧なフィクションの物語である。

だから、さらに面白く楽しい。



監督は、あのアカデミー監督の、ダニー・ボイル。
「スラムドッグ$ミリオネア」や「127時間」で、世界的に大注目を浴びた。

その彼が、「これは、ビートルズへのラブレター」と言って製作した映画である。



イギリスの小さな海辺の町サフォーク。
売れないシンガーソングライターのジャックは、その夢を諦めようと決断した日、彼は事故に遭う。

その瞬間、世界規模の大停電が起こる。

ジャックが気がついたのは、病院のベットの中。


退院して、みんなの前で、歌った「YESTERDAY」

仲間たちは、誰もその曲を知らなかった。

ビートルズが存在しない世界になっていたのだ。



ダイバーシティメディアグループの役職員の有志で作る映画愛好会。
「YESTERDAY」を絶賛していた。

自分も、帰りの車の中で、映画で歌われた「yesterday」「Let it be」「ヘイ・ジュード」など、ビートルズの名曲の数々を聴きながら帰ったのである。

「ボヘミアン・ラプソディ」とは、また違う感動を得ることができる。

リアルではなく、物語として純粋に夢がありファンタジーで面白いのだ。

東京では、またブームが起こりそうとのこと。

お早めに観て欲しい。
ムービーオンで、上映中。