11月30日(土)、山形交響楽協会の理事・監事による、やまぎん県民ホールの12月1日プレオープン・リハーサル見学会が行われた。

やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)の指定管理者の一翼を担う山形交響楽協会。
理事会で、視察要望を受けて、この日の見学会となった。

合わせて、山形交響楽団員とのコミュニケーションの場ともなったのである。



山形交響楽団の楽団員と、協会理事・監事との初の記念写真。



理事を代表して鈴木隆一でん六社長が、日頃の楽団員の演奏活動への感謝と、このホールによっての更なる活躍への期待を話される。



飯森範親芸術監督より、このホールのオープンの機会に、ここに山形交響楽団がいることの感動を語る。

また、ここ数日の音出しの際に、このホールの音色の素晴らしさは驚くばかりで、奇跡の音が産まれるホールと話されていた。



リハーサルの曲は、スターウォーズのテーマ曲!



鳥肌が立った…。



飯森範親芸術監督も話していたが、山形県総合文化芸術館は、約20年前に構想されてから紆余曲折を経て、これほどの輝きのホールが出来上がった…この見学会をもって、まさに山形県の誇りであると、理事会の各人が感動を持って認識できたのである。



座席の素材や、建物の構造、照明や効果機材など、ひとつひとつのこだわりが素晴らしく、質問して確認しながら、理事それぞれが見学をする。



座席は天童木工。
座席の生地は、米織の技法を用い、庄内刺し子の柄を組み合わせた紅花染で、とても座り心地が良い。



音響や照明、そして空間の活用も素晴らしく、音は2001席のどこに座っても、その音の差がほとんどないというクオリティーの高さを作り上げたとのこと。



山形南高校の後輩であるパレスグランデールのジョインの武田良和社長と。

同じ時期に、山形交響楽協会の理事になる。
武田社長は、今回、山形商工会議所副会頭になられた。



理事である後藤完司商工会議所会頭より、3階席に行ってみようと言われ、階段で登るが、かなり高い。

袖席からのステージの眺め。



山形県が育む多様な文化を、このやまぎんホールは、表現し発信してくれると確信したのである。



山形交響楽団の経営活性化委員会の座長を務められた加藤総業の加藤聡社長。



理事見学会の事前のオリエンテーションでは、商工会議所後藤完司会頭、鈴木隆一副会頭とご一緒する。



西濱専務からの説明と、園部理事長のご挨拶。



1階フロアを見学。
最上川の壮大な流れを再現する、オリエンタルカーペットが、とても美しく敷かれていた。

階段を上がると月山の絵が飾っている。



階段の途中には、山形の伝統工芸である10種類の山形組子の間接照明が設置されている。



ホールホワイエには、一面雪の結晶がデザインされている。



大ホール入口の吹き抜けのフロア。



窓の外には、霞城セントラルビルが見える。

山形駅西口の広場に、全てのピースが揃い、この地区は新たな文化圏になるであろう。

霞城公園からの導線も美しい。



多くの感動と、感激をいただいた一日となったのである。