10月10日(木)、2年に1度の映画の祭典である「山形国際ドキュメンタリー映画祭2019」が開幕した。

山形市中央公民館6階ホールでの開会式には、ワクワクしたトキメキを感じるような面持ちで、国内外から多くの人が集まったのである。



開会式では、山形市政施行100周年を記念して、1989年に始まってから30年。
その歴史を振り返りながら、16回目を迎えた山形国際ドキュメンタリー映画祭の意義を再認識するものとなったのである。



オープニングでは、30年間に訪れた多くの監督たちの映像が、約20分間の動画のスライドにまとめられ、壇上では山形交響楽団の管楽器八重奏がBGMを奏でる。



スライドのラストには「welcome to YAMAGATA」という文字が映し出されていた。

ご招待をいただいた、ムービーオンから自分と高橋常務、シネマネットワークに参加している和康常務の3名が出席する。



大久保理事長の代理で、加藤到副理事長が、ウェルカムスピーチを行った。



この日は、体調を崩して登壇できないでいた大久保義彦理事長。

加藤到副理事長の発するスピーチを、客席で一語一句を噛みしめるように、身を乗り出してうなずきながら聞かれていた。



佐藤孝弘市長、市川昭男前市長、市議会議員の方々、園部山形交響楽団理事長、根岸吉太郎東北芸術工科大学理事長、中山ダイスケ同学長などが、出席していた。



ユネスコ創造都市ネットワークの映画都市として認定された山形市。

その認定に多大な協力をされた佐々木雅幸氏へ、佐藤孝弘山形市長より感謝状が送られたのである。



その後、監督たちや審査員などが紹介された。



ロビーは、多くの方々で賑わいを見せる。
各テレビ局や新聞各社でも、大きく取り上げられた。

佐藤広一監督と、久しぶりの再会。
最近も、独自のスタイルで、山形県で映画を撮り続けている。



これから1週間、山形市は国際都市となり、多くの映画が上映される。

世界に冠たるドキュメンタリーの祭典は、そこにいる人々が観るところから始まるのであろう。

是非、会場へ足を運んでいただきたい。