あれから20年。
映画「貞子」は、1998年のあの伝説の第1作「リング」で日本中を震撼させた中田秀夫監督が、怨念「貞子」の真の恐怖を、観るものに浴びせる最恐のホラー映画である。



池田エライザ演じる総合病院勤務の心理カウンセラーが、必然のように恐怖の世界へと導かれていく。



「リング」と「リング2」の監督である中田秀夫監督。
昨年の公開作品には、「スマホを落としただけなのに」「終わった人」などがある。


彼は言う…“それ”観た人は誰でも呪われる。
貞子の恐怖の本質はそこじゃないでしょうか。



観ている人間を、恐怖が追い詰めていく。
そこまでやるか?…という迫力がある。

特にMX4Dは、度肝を抜かれるので、怖さが倍増するのだ。



しかし、原作の鈴木光司氏は、30年前、当時の小渕官房長官が「平成」と書いてある紙を挙げる姿がテレビで放送された時、強力なインスピレーションを受けたと言う。

「画期的におもしろい小説を書ける」という天の声を聞き、プロットもないまま3ヶ月で「リング」を書き上げたそうである。

平成から令和へ。
「令和」の時代が始まっても、まだ貞子は生きているのだ。

是非、ストレス発散や、非日常の世界を味わいたい方は、映画「貞子」を見て欲しい。

怖いもの好きな方は、MX4Dを!