昨年は、4月末には見ごろを迎えていた「べにばなメモリアルパーク」隣の河川敷に咲く芝桜の絨毯に、今年も伺ってきた。

今年は、5月の大型連休明け頃が見ごろのようである。



相変わらず、例年通り、多くの人々が足を運ぶ。

年間6万人の方々が見学に来るらしい。

公的な管理運営されているものではなく、この地区の方々や、有志各位がボランティアをして、この美しさと絶景を守っているのだ。

頭が下がる。



自分の中学校の先輩で、同級生の兄の村田金次氏。
べにばなメモリアルパークの理事長であり、ここの唯一の駐車場として、パークの土地を提供している。

村田氏いわく、「今年は寒くて、芝桜の開花は遅い。黄色の菜の花も未だほとんど咲かない。これからが見ごろです」とのこと。



高瀬・大森地区の立谷川の上流と下流。

何も行政の手が入っていない、もったいない場所として、自分たちの目には映る。

インバウンドや観光のルートとして、山寺に行く前に、この芝桜の絨毯と菜の花のコントラストは、最高の風景となるであろう。



川の先の北西方向には、積雪の月山と葉山が見える。

心が洗われ、自然が織りなす季節のハーモニーを感じるのである。



裏山に入る。

熊や猪など、彼らのフィールドであり、村田氏は猪と時々遭遇するとのこと。

朝や夕方に来るそうで、数日前に掘った穴も見せてもらった。

今、自分は、アメリカドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」と「ウォーキング・デッド」にハマっているが、そこに出てくる「森」がそこにあった。



いつか、ここで、「北の国から」の様な生活をしましょうよ…と、村田氏に言った。
しかし、既にこの日、砂利の山から落ちそうになった自分の言葉には、説得力はなかったかもしれない(汗)

すべて1人でやれる人が、自然の中で生きることができる人。
言葉が多い人よりも、寡黙に作業をする人。

憧れの先輩である。


連休の最終日辺りに、是非、芝桜の絨毯を見に行って欲しい。