地球を守り戦ってきた最強ヒーローチーム・アベンジャーズに、最大の危機が訪れた。
アイアンマン、ドクター・ストレンジ、キャプテン・アメリカ、ソー、ロキ、ハルク、ヴィジョン、ホークアイ、ブラックパンサー、スパイダーマン…その他大勢のヒーローが、宇宙で最強と言われるサノスに敗れたのである。

前作「インフィニティ・ウォー」では、世界中が大きな悲しみと絶望に直面したのである。



タイタン星に、ネビュラと共に取り残されたトニー。
多くの仲間たちを失い、失意のどん底にいた。
手には、アイアンマンのマスクが…。



燃料が尽きかけた宇宙船。
地球からは遥かに遠い。
そこから、最終章・エンドゲームは始まる。



パワーストーン、スペースストーン、リアリティストーン、ソウルストーン、タイムストーン、マインドストーン。

6つのインフィニティストーンを手にした暴君サノス。
指をひとつ鳴らしただけで、宇宙の生命の半分を消滅させたのである。



その後の世界は、どうなったのか?
サノスはどうなったのか?
そして、アベンジャーズの未来は?
人類の未来は?



アベンジャーズのアベンジとは、悪に対する報復の意味がある。

その名にかけて、サノスとの再度の戦いに挑む。



サノスが起こした災いに挑むヒーロー達の戦い。
この「エンドゲーム」は、マーベル哲学の集大成であるという。

昨年11月に天に召されたマーベル・ヒーローの父であるスタン・リーは、全ての世界は広く繋がっていて、多様性を認める世界を思い描いた。

天には、ソーたち神々が住むアスガルドがあり、アフリカには超文明のワカンダがあり、ドクター・ストレンジの物語には、多くの異次元や魔界が登場し、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、広大な銀河を駆け巡る。

また、アントマンは量子の世界に行ったり来たり。

その繋がりが、無限の可能性を生むのだ。
それこそが、「エンドゲーム」のテーマなのかもしれない。

大団円。
素晴らしい感動的なエンディングである。


是非、この大型連休、ゴールデンウィークに、ムービーオンで観て欲しい。
できれば、MX4Dで、アベンジャーズを体感してみては…。