1941年のウォルト・ディズニーが夢いっぱいのアニメーション映画を作った。
耳が大きなゾウの「ダンボ」の物語。
「シザーハンズ」「アリス・イン・ワンダーランド」の監督、独創的な世界観を持つティム・バートンがメガホンを取ったのである。
ディズニーキャラクターの中でも、最も愛されているダンボの、実写版に挑戦する。
この映画を観た方は、まったく新しい実写の世界で、生き生きと冒険を繰り広げるダンボと出会うだろう。
おんぼろだが、威勢のいいメディチ・ブラザーズ・サーカスが、新たに赤ちゃんゾウを迎える。
ミリーとジョーの姉弟は、赤ちゃんゾウが飛べることを発見する。
離れ離れになった母親ゾウと、再開させることが、2人の願いとなる。
飛べるゾウは、あっという間に話題になり、格調高くスケール感溢れるドリームランドへ。
新たな、エンタテインメントの舞台が彼らを待つ。
1919年のサーカス界を巡り、幻想的な旅へと、観ている人を誘う。
感動のラストは、まさに、自分たちを、幼き頃へと導き、切なくも甘い思い出を呼び戻すようであった。
実写のダンボを、とっても好きになる作品である。