いよいよ、明日からのアウェーでの福島ファイヤーボンズとの2連戦と、次のホームでの群馬クレインサンダーズとの2連戦で、山形ワイヴァンズの今シーズンの試合は全て終わる。



約7ヶ月にわたる、厳しくタフな闘いの日々。

その間、骨折や怪我を押して、最高のパフォーマンスを見せる為に努力してきたワイヴァンズのメンバーには、心より感謝したい。

小野寺ヘッドコーチや、チームスタッフも頑張ってくれた。

しかし、あと4試合、山形ワイヴァンズの意地と誇りを賭けて、全身全霊を賭けて勝利をつかんで欲しい。



前節の4月7日(日)の試合は、BOKURAの冠スポンサーで開催された。

宍戸社長は、まだ若い経営者であるが、熱く聡明で賢い方であった。

これからが楽しみな人材である。



会場を埋めたファンやブースターを前に、けして良い試合を見せたとは思っていない。

悔いが残る試合であった。




仙台89ERSは、11連勝を賭けた戦いだった。

山形ワイヴァンズは、結局、今シーズンは仙台から1勝もできなかった。



いつもながら、前半は拮抗した試合であった。

しかし、途中からは、意欲や気力が落ちて、集中力が散漫になってしまうのだ…。

さらに後半は、足も止まる。
今シーズンは、ターンオーバーや凡ミスが多かった。

残念な結果で、いつも心が萎えそうになる。
特に、ファンの皆さんを失望させたという思いがある。



様々な再構築は、今シーズンの最終試合が終わってからの事ではあるが、この4試合は今のメンバーで闘う最後の試合である。


それだけに、コートに出る選手も、ベンチにいる選手も、1つになり、プロのBリーガーとして、ワイヴァンズらしい最高のプレーと、他が追随できないくらいの熱量を放って欲しい。


最後の4試合、これまでのファンやブースターの声援への御礼の意味も込めて、自分らしいプレーを見せてもらいたい。


そして、「残りは全て勝つ!」くらいの気迫を見せてくれることを、心から願わずにはいられない!