3月22日(金)、東海大学山形高校の理事会・評議員会が行われた後に、来年度の学校の各部主任・室長の先生方との懇談と会食の機会を設け、山内副理事長、阿部校長と共に参加する。



ここ数年、毎年恒例で開催しているディナーミーティング。


先生方の近況や新年度への抱負などを伺い、自分からも、先生方へ新生東海大山形高校の経営理念や思いを語る。



阿部校長が、毎年メンバーが若干変わるので、この会の趣旨を話す。



学校法人の経営陣と、先生方の責任者である主任先生方とのコミュニケーションは、何よりも大切なことだと思う。

教務、生徒指導、進路指導、研究部、各学年などの主任、総務、健康推進、情報管理、メディアセンターなどの室長などが集まるだけに、まさに学校の運営を牽引する方々である。



自分は、2011年に東海大学山形高校の理事長に就任した時、学校が一つになって新しい道を歩みだした大きな流れの凄さに触れ、それが今も源流にあること。
そして、8年が経過し、成果が目に見えてきていること。
(特に生徒が2011年に比べて、400名も増えた)

アップルの創業者のジェフ・ベゾス氏の、紙ナプキンに書いた成長戦略について話し、学校に置き換えた場合の、「質」「品揃え」、さらに授業料などの「低料金化」の将来の必要性などについても触れた。



前校長の山内副理事長による乾杯のご発声。



毎年利用させていただいている、シベールアリーナのレストランでのミーティング。

東海大学山形高校のすぐ側に、このような素晴らしい場所がある幸運を喜ばなければならない。
是非、持続可能性を確保して、頑張っていただきたい。



先生方からも、実に多様な意見が出て、4月からの新体制のスタートが現実味を帯びてよかったと思った。

岡田恵子新校長率いる、新生東海大学山形高校の第3幕。

新設のアニメーションコースも動き出す。
部活動も、昨年以上に活性化するだろう。
就職、進学も、さらに充実するはず。

でも、一番大切なことは、生徒それぞれが、自分の存在を認める「自己肯定感」「自尊感情」を心の中に宿し、社会や家庭から「君が必要なんだよ!」という「自己有用感」を育てることだと思う。



他人とは違う、自分らしい花を咲かせることが、「多様性の泉が湧く」東海大学山形高校の存在理由であると思っている。

その為に、必要なのは「愛情」

この原点を、先生方と共有したディナーミーティングとなった、とても有意義な夜となったのである。