3月18日(月)、里之宮・湯殿山神社にて、平成最後となる春祭りと祈年祭が行われた。

平成から新しい御代へ移行する「御代替わり」
2週間後の4月1日には新元号が発表され、5月1日には、天皇陛下が天皇の御位を、皇太子殿下へ譲位され、新天皇陛下が誕生する。


 
この日は、祈年祭と共に、天皇陛下御在位30年奉祝祭も行われた。

渋谷先生の祝詞を聞くと、いつも心が清められ、凛とした気持ちになる。

この御代がわりの時節、祈年祭と5月18日の例大祭は、湯殿山神社を始めとする神社界にとって、記念すべき祭典となるだろう。
さらには日本国民にとっても大慶事となろう。



雲ひとつない青空の下、春祭りは行われた。

秋には、稲が実り、大収穫ができるように…、さらには、今年も良い年でありますように…を祈念する「祈年祭」




山形市内は小学校の卒業式もあり、いつもより参列者は少ないが、神社の総代、責任役員、神輿会や婦人部の代表、氏子崇敬者、さらには県議会と市議会の議員の方々や経営者の皆さんが参加した。

自分も、里之宮「湯殿山神社」の奉賛会の副会長として参加する。
会長は、元農林水産大臣の鹿野道彦先生である。



渋谷先生の祝詞の奉納のあと、神楽の舞が行われ、玉串奉奠となる。



神社の社務所2階にて、昼食が用意され、参列者による祝宴。



渋谷先生から、「御代替わり」について、とても詳しくお聞きした。



神社本庁が発刊した、「御代替わり」の冊子。

〜天照大御神から脈々と繋がる天皇家。
大嘗祭をはじめとする、皇位継承の諸儀式は、現代まで受け継がれてきた、我が国の精神の儀式でもある。

この度の「譲位」は、光格天皇から仁孝天皇から譲位された1817年以来のこととなる。
約200年ぶりである。



5月1日に即位される新天皇陛下は、自分達と同じ歳であられ、同世代である。

これから新しい御代に望むにあたり、自分達も頑張って、共に新しい時代を築いていきたいと、この日の挨拶で話したのである。



各先生方も、全員再選を果たして、例大祭に参列してほしいと、渋谷宮司から話があったのだ。



たぶん、自分の人生でも、最初で最後の一度限りの経験となる、御代替わりの瞬間。

心の中に、しっかり刻みたいと思う。