会場は、今シーズン最高の盛り上がりだった。


昨日は、この時点までB2西地区トップの熊本ヴォルターズに14点差で苦杯を舐めた。

3月10日(日)は、パスラボ山形ワイヴァンズにとって、意地をかけたホーム2戦目となったのである。

しかし、この日は、エースガードである河野誠司選手がケガでベンチを抜けているので、厳しい試合が予想された。

ところが…。



試合終了。

そこにいた全ての人が、勝利を確信した瞬間、歓声が響き渡り、皆が飛び跳ねて喜びを表現した。

山形ワイヴァンズ95点、熊本ヴォルターズが90点。

90点を取り合う試合で、山形ワイヴァンズが、強豪で西地区トップを走っている熊本ヴォルターズを敗り、雪辱を果たしたのである。



中島、高松、秋山、古橋、正成、伊澤。
出場した全ての選手が全員得点を果たす。



ウィル・クリークモアは、山形に戻り、カムバックホーム戦となった2試合とも、20得点を超えた大活躍。

美しいシュートは、以前とまったく変わりは無い。



チュウことチュクディエベレ・マドゥアバムは、レイアップシュートとダンクシュートと、上下シュートを見せつけた。

見応えがある!



ジーノ・ポマーレは、ベンチ外だったが、皆と一緒に試合を体感していたようだ。



今日の勝利までの少しの可能性は、昨日の試合で、第1クォーター以外は、第2、第3、第4クォーターで、互角、接戦であったこと。


しかし、河野選手がいない中、勝ちきるまでのイメージは、正直少なく、胸を借りるつもりで、見守っていた。


ところが、第1クォーターは、23点対23点の同点。
クォーターが終了する瞬間、ゴールの反対側にいた中島選手が放った大き過ぎるシュートは、まさかのブザービート。

この瞬間、「何かが起きる?」という感じがした。

第2クォーターでは、山形ワイヴァンズが26点、熊本ヴォルターズが24点。

何と山形ワイヴァンズが2点リードで折り返したのだ。

そして、第3クォーターでは、山形が19点、熊本が10点。

この時点で、11点差だった。

しかし、熊本ヴォルターズの猛攻は、第4クォーターに全開する。
パスをことごとくカットされる時間も続き、浮き足立ったが、最後は落ち着いて勝ち切れた。

第4クォーターは、山形が27点、熊本が33点。


結果は、先にも書いたが、山形ワイヴァンズが95点、熊本ヴォルターズが90点。

大金星である。



ワイヴァンズ・チアリーダーたちも、今日はフルの9人で、息のあった踊りをしていた。

ワイヴァンズチアを、熊本ヴォルターズのブースターの皆さんも、絶賛していた。



ワイヴァンズチアアカデミーの子どもたちのパフォーマンスも、とても素晴らしかった。



そして、歓喜の瞬間!

選手、チームスタッフ共に、喜びを爆発させる。



試合終了後、河野誠司選手と、古橋広樹選手の、Bリーグ通算1000得点記念セレモニーを行う。

金一封を添えて、2人を讃える。



河野選手は、1000得点を、山形ワイヴァンズに所属していて取れたことが、この山形の地で表彰されたことが、とても嬉しい!と、話していた。



古橋選手は、チームメンバーからのパスがあったから叶えられたこと。
皆さんに感謝したい!と、話していた。



この日最後のフォトセッション。
忘れられない1日となったのである。

次節は、3月16日(土)、3月17日(日)の仙台89ERS戦。
17日は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの麒麟の田村さん、大西ライオンさん等が登場。

その他のゲストも来場予定。

是非、「仙山戦」と銘打った戦いを見て欲しい!

尚、この日は、モンテディオ山形のホーム開幕戦。
モンテディオの試合終了後30分に、ワイヴァンズの試合が始まる、今シーズン両クラブのコラボイベント第一弾。

見どころ盛りだくさんの1日である。

是非、山形スポーツデーは、天童市の総合運動公園へ。