昨日の1月29日(火)、米沢市のニューメディアへ伺った帰りに、少し早めの夕食を「赤湯ラーメン・龍上海」で食べた。



麺もスープも、支那竹もチャーシューも、とても美味しい。

麺は、太い縮れ麺。
スープは、奥の深い味で、余韻が残るスープ。

昭和35年に、この傑作は誕生したと言う。
自分が生まれた年である。



現在の龍上海本店の店内である。



(昭和35年当時の龍上海の様子)

昭和33年に、先代の佐藤一美氏により創業された。
余ったスープを、家族の夕食のスープとして使っていたら、次第にそれぞれの家族がオリジナルの味を増して美味しくしていったとのこと。



当時は「支那そば」と呼ばれる醤油ラーメンしかなかった時代に、家族の創意工夫のスープを基礎に、今の辛みそラーメンの原型が出来上がったのである。

龍上海物語「からみそ伝説」に記されている。



すっかり、全国でも有名になった赤湯ラーメン。

ラーメンを食べた後も、スープを吸って味わう。

約60年前に、家族の日常、家庭の味から、この伝説のラーメンが生まれたと、初めて知った。

「龍上海」が、さらなるブランド価値を作り、ラーメン消費量日本一の山形県の代表的なラーメン店になることを、心より期待したい…そう思うのである。