1月23日(水)、ダイバーシティメディアにて、東北ケーブルテレビネットワークの4Kの受信環境構築と、それに伴うポータルサイトの構築についての戦略会議を開催する。



昨年の12月1日より、BS4K放送が開始したが、放送の4Kや8Kの画素数などが多くなる、テレビの高度化へ向けての現実的な物語が始まった。

また、スマートフォンやタブレットなどと同様に、通信にも対応するテレビ….スマートテレビの展開も始まっている。

特に5Gの割り当てが今年なので、通信事業は、さらに加速度的に進化するだろう。



そんな中、全国のケーブルテレビ局は、放送と通信の両方の機能を持っている為に、ビジネスチャンスに繋がると言えよう。

しかし、一方で、いくつかの課題や問題点も抱えているのだ。

「ネットフリックス」や「Hulu」の登場により、多チャンネルの魅力は間違いなく薄れており、逆に、放送と通信の両方を提供できる仕組み作りが急がれている。

さらに、東北ならではの、健康や災害に特化したアプリなども重要である。

買い物難民対策も必要である。


青森の佐藤社長は所用で欠席だったが、秋田ケーブルテレビの松浦社長、岩手ケーブルテレビジョンの阿部社長、仙台CAT-Vの日高常務、気仙沼ケーブルテレビの濱田専務などが集まり、さらにはJCCの田中専務、日本テクトホールディングスの増岡社長、藤庄印刷の大舩専務なども参加して、様々な意見を交わす。



話し合われた内容は、まだまだコンフィデンシャルな事が多いが、自分たちは東北のケーブルテレビ局として、あるイメージをフォーカスしている。

震災情報、高齢者、一人暮らし、健康、教育、見守り、子育て、教育、買い物、配達、代金決済…。

そんな生活に密着したアプリやポータルを模索している。

これが出来れば、高齢者や一人暮らしの方には、とても大切なツールになるはずである。

そんな「夢のポータルサイト」である。

ラストワンマイルにこだわっている、ケーブルテレビ局だからできることである。



年の頃は、秋田の松浦社長を兄貴分に、ほとんどが50代。

この経験豊かな働き盛りの大人たちが、新しい暮らしを支えるメディアを作り上げられるだろうか…。

作り上げ、日本のディファクトとなったら、利用者にとっては、どんなに便利で嬉しいことであろう。



二次会でも、いろんな話をする。
まだまだ、みんな心も身体も若いと思う。

元気なのだ。

ハードルや障害は沢山あるが、この年齢で、新たな夢を見られること自体、シアワセである。

物語はいよいよクライマックスへと突入する。