1月17日(木)、ダイバーシティメディアの局部長と秘書広報室のメンバーで、山形美術館を訪れ、長谷川コレクション展を鑑賞した。



自分たちに、長谷川コレクションの作品の解説をしていただいたのが、学芸員の白幡菜穂子さんである。

白幡さんは、解説が魅力的で、ロジカルに説明をするところ、思いを込めて物語を語るように話すところ、その時代の社会背景なども入れて、楽器を奏でるように説明してくださった。

さすが、長谷川吉茂頭取からご推薦いただいた方であった。

今や、引っ張りだこの学芸員である。

この日は、山形美術館の菅野館長(前山形県教育長)へもご挨拶した。



山形美術館は、「幅広い県民の美術館」という理念のもと、まだ地方に美術館が少なかった昭和39年(1964年)8月、財団法人山形美術博物館としてスタートした。

昭和43年(1968年)には、収蔵庫を完備した別館が完成した。

その完成にあわせて、当時の山形銀行の会長であった長谷川吉郎氏より寄贈された美術品が、長谷川コレクションの始まりとなった。

その後、山形銀行頭取の長谷川吉茂氏からの追加寄贈を受ける。


重要文化財の与謝蕪村「奥の細道図屏風」を含む163点の美術品は、館を代表するコレクションとなったのである。




長谷川家と美術コレクションについては、様々な歴史があり、とても興味深い。

願いや想いが、様々な物語と歴史となっていく。

開催日は、1月27日(日)まで、あと3日間。

時空を超えた、歴史探訪に出かけて欲しい!