2011年の年末に、初めて干支の動物「辰」の置き物を購入した。

師走が終わる頃、翌年の干支が店頭に並ぶ。

毎年、ダイバーシティメディア(旧ケーブルテレビ山形)の仕事納めの日は、局部長の約20人で、山形グランドホテルの中華料理店「桃花苑」で懇親会をする。

会場に行く時、当時の山形グランドホテルの1階にあったお土産店で、初めて見つけたのが、「黄金に輝く干支の置き物」…商品名はピッコロとあり、長谷川 雅也作の山形鋳物である。


2011年は、東日本大震災があり、とても大変な年であった。


関係企業や法人も、未曾有の災害の余波で、足元がぐらいついた年でもあった。

当時のケーブルテレビ山形と岩手ケーブルテレビジョンの開運と繁盛と、役職員の身体堅固を祈り、両社分を個人的に購入した。

その日、岩手ケーブルテレビジョンの笹原美喜夫社長も「桃花苑」にいたので、趣旨を話して渡した。



以来、8体目の干支の置き物である。

2019年…平成31年は「亥」である。

生まれの人は、清廉潔白で、強烈で闘争心が強く、正義感に富んでいる。
世話好きで、部下を引き立て、後輩の世話をよくする。

そんな、親分肌が、亥年生まれの人らしい。



数年前から、山形グランドホテルでは売っていない。

まっすぐ、長谷川雅也さんの工房へ連絡をし、購入する。

この亥で、8体目。



会社でのスペースが取れない為に、自宅の玄関に置いてある。

十二支が揃うまでは、あと4体。

1年1年、噛み締めながら、大切に時を刻みながら、進んで行こうと思っている。

あれから、もう8年目。
世の中は、様々な変化がある。

4年後は、どんな風景になっているのだろうか…。