母校の優勝がこんなに嬉しいことはない。

46回目の箱根駅伝への挑戦。

昨年の覇者である原晋監督率いる青山学院大学を凌ぎ、復路1位の東洋大学をかわし、大会新記録の10時間52分09秒で初優勝を遂げた東海大学。

両角速監督、陸上部及び学校関係者の皆さんの喜びは一塩だろう。

夢を掴んだ彼らを、心から讃えたい。




ゴールのテープを切ったのは、3年生の郡司陽大君。

苦しみを凌駕する喜びの走りだった。



9区を走った4年生の湊谷春紀君は、快心の走りを見せてくれた。



両角速監督は、慎重に選手の状態を感じながら指示を出す。



4年生から3年生へ渡されたタスキ。
世代のバトンを受け取った郡司君は、鬼気迫った顔をしていた。



その顔が、次第に走る喜びを感じている顔になった時、勝利の女神が微笑んだのだと思った。



関係者全員で勝ち取った勝利!
心からお祝いを申し上げたい。



(宮城県同窓会の藤井真哉さんの写真)
同窓会・校友会新年会が、急遽優勝祝勝会になったそうである。

松前理事長、山下先生(副学長)、後藤交友会長(後藤前常務理事)達が、鏡割りをする。



東海ブルーの旗がなびく。

東海大山形高校は、東北唯一の提携高校。
この大きな風に、あやかりたいものである。

日本一の富士山に連なる道を、駆け抜けた東海大学陸上部のメンバーたち。

東海大山形高校の生徒たちも、自分の夢に向かって、風をきって進んでほしい。