相田健太郎さん。
12月3日(月)の、モンテディオ山形の株主総会と取締役会で、満場一致で代表取締役社長に選任された。

44歳の若さだが、堂々と挨拶をされていた。

その真剣な眼差しと、謙虚な中にも物怖じしない姿勢は、「戦う集団」の先頭に立つにはピッタリであると思った。

また、アルゼンチンで小学校時代、中学校時代を経験したので、小さい頃からサッカーが身近にあったとのこと。

さらには、楽天野球団に入社し、プロスポーツビジネスとは何たるかを学び、スポンサー営業では、球団に大きな貢献をされた。

楽天ヴィッセル神戸へ出向してからは、強化部長、スカウト部長、アカデミー部長、戦略室室長を歴任して来られた。

ヴィッセル神戸の抜本的な改革の為に、それぞれの部長を引き受けて、立て直しをされたのである。

そこからも、相田さんのスキルの一端を伺える。



モンテディオ山形社長の着任は、2019年1月1日である。

数日前まで、J1の公式戦があった。

引き継ぎなどの後処理と、モンテディオ山形への引越しなどの着任準備を考えると、1カ月はかかるだろう。

この日の取締役会は全員出席。

会が終わったあと、相田健太郎さんを囲み、渡邉修社長(暫定)、アビームの松田智幸執行役員、山形県サッカー協会の山本益生会長と、一緒に話をする。

森谷前社長が、「J1仕様のサッカーチームにするには、最適な人物」と、おっしゃっていたが、お会いして、その通りの方であると思った。

経験値に裏付けされたスキルがあり、相手に対する人間力があり、未来に対する熱量がある。


相田健太郎さんの、これからの活躍を期待したい。