東日本大震災のあと、数年が過ぎてからのことである。

まだ、心の傷あとが癒されず、心の悲しみは凍りつき、時間があの瞬間で止まっている人々は、大勢いた。

当時、日本ケーブルテレビ連盟東北支部長であった自分は、東北の各ケーブルテレビ局の経営者の方々と、新たな企画について話し合った。

「笑いの力で、東北を元気にしよう!」

秋田ケーブルテレビの松浦社長、北上ケーブルテレビの加藤専務、仙台CATVの日高取締役、岩手ケーブルテレビジョンの阿部社長、青森ケーブルテレビの佐藤社長、気仙沼ケーブルネットワークの濱田専務など、その他の多くの関係者も同様の気持ちであった。

「同じ目的を待ち、それぞれのケーブルテレビ局で予選会を行い、東北を盛り上げよう!」と、東北のケーブルテレビ局による「発掘!東北おもしろ人」が初開催されたのである。

2014年のことである。

よしもとクリエイティブ・エージェンシーの、全面的な協力も得て、より本格的なお笑いイベントになった。

今年は第4回大会であったが、これまでMCとして、南海キャンディーズ、ケンドーコバヤシ、品川庄司、ココリコ遠藤と、一線級のメンバーが参加してくれた。


第1回の優勝者が、宮城県出身の「まつトミ」

「2人合わせて103歳でーす!」と、おばちゃんネタを楽しく繰り広げる。
ボケとツッコミがとても小気味いい。
優勝したことにより、現在は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属している。



まつトミは、現在、宮城県のテレビやラジオで大活躍!
ダイバーシティメディアでは、人気番組のバイキングステーションのMCをしてもらっている。

この日も、番組収録でダイバーシティメディア入りした「まつトミ」

自分とバッタリ出会ったことから、常勤取締役の面々と一緒に写真を撮ることになった。

この2人、テレビで見るのと、実際の会話は、ほぼ同じテンション。

とても元気なのである。

少々滅入った事があっても、吹っ飛ばしてくれる元気と明るさ、そして運気上げる力を持っている。

停滞気味の役員会には、是非、ご活用していただければ、みるみる運気が上がると思われる。

もし、取締役会や社員会で、まつトミの漫才をご希望であれば、ご一報いただければ幸いである。


やはり、この日は、運気が上がる常勤取締役会になったのである。