8月10日(金)の昼過ぎ、東京からWOWOW事業局長であり、映画部門も担当している石垣裕之氏が、ダイバーシティメディアに来社された。

たまたま、共通の友人が増え、Facebookで繋がったのが始まりで、お会いしたのはこの日が初めてであった。

でも、同じ故郷で育ったのだから、共通の話題には事欠かない。

ましてや、ケーブルテレビ事業とWOWOW、映画事業とWOWOW…かなりカブッていたので、話は盛り上がるばかり。



彼は、山形県立山形南高校の6歳後輩にあたり、来年の同窓会幹事学年である。
実家も自分の家の側であり、こんなに近くにいた人間が、あの300万世帯加入を目前としているWOWOWの中心で活躍しているとは、正直驚いた。

ムービーオンの取締役でもある行定勲監督の「パレード」の話、十四代の高木顕統氏の話、「おくりびと」の作家の小山薫堂氏の話、エイベックスの伊藤正二郎氏の話、アクトビラの話ナドナド。
彼は山大付属中学校だからフェラーリや新幹線のデザイナーの奥山清行の後輩でもあり、その話にもなる。



自分の息子・ダイバーシティメディア戦略局長の吉村和康が、小山薫堂氏が代表のオレンジ&パートナーズにいた5年の間にも、様々なイベントで、石垣局長の仲間たちから大変お世話になったようであった。

また、石垣氏のお父上は、なんと山形市立第1中学校の元校長であり、正月の「一中会」では、何度かお会いし話をさせてもらっていた。



衛星が誕生した平成元年は衛星元年と言われたくらい、新たなメディアの登場に新しい時代を予見した方は多い。

BSの登場、CSの登場である。
そして、都市型ケーブルテレビの普及が始まる。

今や、全国民の52%の方が、ケーブルテレビを通してテレビ放送を見ている。

日本の首都東京のど真ん中で、山形南高校の後輩の彼が、日本のメディアの大変革を目の当たりにしてきたことは、とても嬉しい気持ちになった。

第2章は、これからである。
今年の12月1日から、4K放送がBSで開始する。
本当の意味での大革命である。
放送と通信の融合まで一気に進む。
そして2年後の5Gの登場。
まさに放送通信の激動の時代に、彼のような存在が、そのど真ん中にいることは、とてもありがたい。

YMF山形国際ムービーフェスティバルや、東北ケーブルテレビネットワークなどにも、今後は関わってもらいたいと思う。


この日、車でご実家へ戻り、今回は、来年の山形南高校同窓会の幹事学年打ち合わせがあるそうである。

これからは、山形に来る度に会おうと話をして別れた。

とても嬉しい時間であった。