これまでに、全世界で28億ドルを稼ぎ出して世界現象となった「ミッション・インポッシブル」



トム・クルーズは、20年以上にわたって、製作、出演、そして度肝を抜く壮絶なスタントを本人自らがこなしてきた。



イーサン・ハント役のトム・クルーズによれば、今回の「ミッション・インポッシブル・フォールアウト」は、シリーズの総決算だと言う。



前作に続き監督・脚本・製作を務める、クリストファー・マッカリー。

彼は言う…この映画で、イーサン・ハントとは何者なのかを発見してほしいと。

あの、テーマ曲が流れた時、自分は久しぶりに…トキメキ? ドキドキ? ワクワク? そんな感情が込み上げて来た。

テーマ曲に入るタイミングがバッチリである。



様々な謎が交錯し、真実と嘘が入り混じる。
敵は誰なのか?
味方は誰なのか?

究極の環境に追い込まれた時、その人間の本性が出る。

強いものにつくもの、最後まで信念を貫けるもの、優しくいられるもの。

この映画は、究極の環境の中で、人は何を選択するのか?

そんなことも突きつけているように感じる。



ヘリコプターの運転をマスターしたり、ヘイロージャンプ…(ギリギリまでパラシュートを開かないジャンプ)を何百回も練習したり、ヘリコプターから吊るされたロープにぶら下がってアクロバットをしたり、ビルからビルへジャンプしたり、回を重ねるごとにやることが厳しい過激なものとなっていく。

でも、トム・クルーズは、それを楽しみながら、よりリアルなシリアスなものに、命懸けで近づけようとしている。



彼を支えている、女性陣にも、それぞれミッションがあり、映画に花と艶を与えてくれる。



トム・クルーズによる、トム・クルーズの映画であり、観た人々は、久しぶりにダイナミックな本物の映画を見た感じがするだろう。

この夏、あるいはお盆休みに、まず観るのは「ミッション・インポッシブル・フォールアウト」である。

ムービーオンのMX4Dの迫力は、素晴らしい!是非、体験してほしい。