山形県の各所で、花笠まつりなどの夏祭りが予定されていた8月5日の日曜日。

それは突然報じられた。

史上最大の豪雨が降りそうであるとの情報。
同時に、竜巻情報も、盛んに報道されていた。

これまでは、真夏日が続いており、水不足の酒田市では、「雨乞いの儀式」すら、前日には執り行われていた。

そして、午後、局地的な大雨から、歴史的な浸水となる。



山際は、豪雨で煙っている。
6時間で、1ヶ月分の雨が降る。
東北一だそうである。



Yahoo!の雨雲レーダーで、午後4時30分頃の予想。
100ミリ近い雨が、酒田市などの庄内地方と、最上地方を覆っている。

実は、その後、ゆっくりとこの大雨の横帯が南下してくる。

山形市も、凄い豪雨だったが、幸いにも短時間でさらに南下していく。



酒田市近辺は、多くの方々が浸水し、避難勧告や豪雨警報が出された。



新庄、真室川、金山、最上の各市町村は、観測史上最多の降雨量を記録した。
(8月7日・山形新聞より)



先日、西日本が被災した大豪雨。
日本の反対側の山形県も、似たようなカタチになった。

地球温暖化の影響なのか、あまりに異常気象が多く、2100年には平均温度が44℃から47℃という。

たぶん毎年、少しずつ気温が上がり、南極の氷が溶けて水量が上がり、大気中は不安定になる。
当然、生態系にも影響を及ぼし、食糧難や疫病の発生も考えられる

本気で100年後の未来のことを考えなければならない。

明日の地球は、もう何が起こってもおかしくないのかもしれない。


事業継続計画(Business continuity planning, BCP)つまり、災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画を、本気で考えなければならないと思う。