昨日の日本時間で7月29日(日)、アメリカのフロリダにおいて、記念すべき90人目の日本人のボクシング世界チャンピオンが誕生した。

プエルトリコの無敗の若き天才のディアスと、日本の伊藤雅雪選手(伴流ジム)が、WBO世界スーパーフェザー級チャンピオンの座を賭けて、死闘を繰り返した。



4ラウンドで、無敗のディアスを右ストレートでダウンさせた伊藤。

最終12ラウンドまでもつれ込んだが、結果は3人のジャッジが、全て伊藤雅雪選手を勝ちとし、海外では37年ぶりの快挙となる、チャンピオンベルト獲得を果たした。



戦前の予想を大きく変え、最初から、前に前に前にと、攻撃的な伊藤だった。



これまで、攻められたことのないディアスは、とても厳しい試合となった。



いつもであるが、勝負事は、敗者にとても厳しい。

ずっとアメリカで武者修行をしていた伊藤選手は、あまり日本では知られていない。

これから、大スターになる予感がする。

今、日本のボクシング界は、村田諒太選手や井上尚弥選手など、スーパーヒーロー達の黄金時代である。

ボクシングから目が離せない。