7月26日(木)、山形国際ホテルにて、あしたのチームの代表取締役会長の高橋恭介氏と、千葉ジェッツふなばし代表取締役社長の島田慎二氏による「成功する人事マネジメント術」セミナーが開催された。



セミナーには、山形県内の経営者の方々を中心に、約250名が参加して下さった。

セミナー後のパネルディスカッションには、モンテディオ山形から中井川茂敏取締役とパスラボからは自分が加わり、「仕事のやりがいや、企業の魅力」について話し合う。

左からモンテディオ山形の中井川氏、あしたのチームの高橋会長、右端は千葉ジェッツの島田社長。



最初に、主催者として、参加してくださった皆さんへ対する御礼と、日頃からパスラボ山形ワイヴァンズ、ダイバーシティメディア、ムービーオンなど、様々な場面でご支援頂いていることに対する感謝を申し上げる。

そして、このセミナーに、東京からわざわざ山形までいらして下さった「あしたのチーム」の高橋恭介会長と、「千葉ジェッツ」の島田社長、そして、最近はとても調子が良いモンテディオ山形の中井川取締役へも感謝の意を表する。



また、サプライズで、アンケート調査に答えて下さった方全員に、高橋恭介会長の自伝「覚悟の人生」と、島田慎二社長の自著「オフィスのゴミを拾わないといけない理由をあなたは部下にちゃんと説明できるか?」の、計2冊の本を無料で差し上げるという配慮をいただく。



プロバスケットボールのBリーグのトップチームに、潰れかかった千葉ジェッツを再建した島田慎二社長。

まず、Bリーグが設立・開幕するまでの経緯の説明をされた。

次に、「千葉ジェッツの再建の為に、組織改革、ブランディング、マーケッティングにキチンと取り組んできた。
経営理念や経営計画が、ちゃんと社員の個人計画まで繋がり、それを実行することで、目標達成できる。経営理念を実現する為、本人の幸せや生きがいの為、人事マネジメントを大切にしている。」と話された。



あしたのチームの高橋恭介会長は、「人事評価クラウドで、中小企業の働き方改革を実現する!」と、力強く話が始まる。

どうすれば給与がアップするのか?
効率よく仕事することで残業を減らす。
つまり、生産率の向上こそ、高い評価の対象になるべきである。

ご自身が二十代で、ベンチャーのブライダル企業のアイプリモの副社長をやった後、あしたのチームを設立し、今や全国47都道府県に支店があり、海外拠点もある急成長産業にまで漕ぎ着けたことなど、ご自身の人生に重ね合わせて企業の栄枯盛衰を話される。



その後のパネルディスカッションは、ほぼぶっつけ本番で、質問の順番も資料とは少し違っていたが、地域との連携や、どんなプロスポーツチームを作るのか?ということが中心の話題であった。

自分としては、どうしても「やりがい搾取」「残業ゼロこそ最高の人生」など、あまり極端な言葉が出たので、画一的な判断で、「好きなことをやることよりも効率が勝る!」という議論は、地方都市には馴染まないと話す。

山形などの地方都市は、家族経営の店舗やものづくり工房があることも、前提として理解しなければならないと申した。
「やりがい搾取」は、言葉として馴染まず、むしろ、「企業の魅力アップ」とか、アンチテーゼではなく、テーゼと捉えるべきだと提言する。



質問も数個あり、充実したセミナー&パネルディスカッションとなる。



そして、レセプションパーティーで、名刺交換会を行う。

皆んなが、千葉ジェッツふなばしの島田社長や、みんなのチームの高橋会長と名刺を交換する。



その後、打ち上げ、懇親会となる。
あしたのチームさんが、主催してくださる。
とにかく、この高橋恭介という人は、苦労人であると同時に、器が大きい。



浜なす分店で開催された懇親会。
ここでも、熱すぎる討論と、タブーなしの会話。



山形県の郷土料理が並ぶ。



IWCのトロフィー酒を、皆さん飲まれ、山形県産酒に大絶賛!



とにかく、自分が一番かもしれないが、話したい人ばかりで、多くの言葉が飛び交う!
話の流れが途切れない。



締めは山形のそば。
大絶賛だった。



そして、二次会はパセオ。

ここからは、高橋会長から、一部上場会社のベクトルが、あしたのチームの株式の51,2%を、7月19日に契約をされたことについて伺った。

ポジティブな話で、良かったと安堵した。

これからの、あしたのチーム、そして千葉ジェッツふなばしのますますの隆盛に期待して、御開きとなったのである。