ここ数日、日本全国、猛暑日が続いて、熱射病にて亡くなる方もいた。

その1週間前までは、西日本の異常気象の大豪雨。

大地震も含めて、ここ数年の地球規模での環境の大変化が、自分たちに影響を与えている。



昨日の午後0時59分、山形市内、外気温は40,5℃。

前日のニュース番組では、2100年の日本の各地の予想気温が示されていた。
82年後である。

ほとんどの地域が45℃を超えていた。


2100年には、自分たちはもう死んでいるから関係ないと言う方もいるが、今の地球を未来から預かっている自分たちは、「ただ目の前の日常を生きる!」だけで本当に良いのだろうか?

たぶん、その時が、ある日突然やってくるのではないと思う。

少しずつ、その日に向かって、異常な気象や自然現象の異変が起こっていくはず。



アメリカと北朝鮮、中国と世界、EUからのイギリスの離脱など、国際政治は国家利権の取り合い。

日本国内は、オリンピックの盛り上がりや、未解決の福島原子力発電所のメルトダウンによる放射の拡散、そして安倍政権の長期化。

テレビのワイドショーでは、殺人事件やパワハラ、セクハラ問題などを取り上げている。

変わらない日常。


そんな中、リアルな地球は100年後に壊滅的な環境になると、ホーキングやビルゲイツなどが訴えているのを、何故、真剣に取り上げないのだろう。

政府も、100年後の予測はついているはず。

地球温暖化、それによる異常気象、そして疫病のパンデミッック、食料危機。


1997年「気候変動に関する国際連合枠組み条約の京都議定書」に各国が署名した。

2005年に効力が発生し、各国が一斉に地球温暖化防止に動くはずだった。

18年後の2015年に、パリ協定により、国際社会が気候変動抑制に関する国際的な協定が確認された。

しかし、トランプ大統領の誕生で、その流れは大きく変わった。
2017年の6月1日に、アメリカはパリ協定からの離脱を表明した。

それを、我が国も含めて、そのままにしている。

怖い「ジャイアン」に、声をあげられない「のび太」のようである。

ツケは100年後の地球。


自分だけではどうにもならない問題。

しかし、臭いものに蓋をせず、真剣に向かい合うべきであろう。


そう考えると、ホリエモンの、人類の宇宙への移住を目指す必死の取り組みは、唯一の救いのような気がしているのだが…。