妻の母親、義母が亡くなってからまる2年が経つ。

今回は、三回忌ということで、義兄の新関徳次郎が、自分たち家族、東京銀座のそば処「山形田」の店主の義妹家族が、山形市大曽根の古舘の山二醤油醸造株式会社に集まる。



お寺参りと墓参りは、明日の7月16日(月)であるが、この日、7月15日(日)は、仏壇をお参りして、実家での食事会となる。

最初に、義兄から挨拶があった。
「母親が亡くなってから2年が過ぎ、皆んなが集まる機会もめっきり少なくなった。1年に、1回か2回は集まり、元気で笑っている和やかな姿を天国に伝えることで、母親も安心するだろう。何も大袈裟なことはしないが、皆んなで楽しいひと時をすごそう。」とのこと。

しっかりした家長としての挨拶である。



こんな笑顔の3人兄弟を、しばらく見たことがなかった。

天国のお義母さんだけでなく、自分たちも嬉しかった。

やはり兄弟姉妹が仲が良いのは、素敵でかっこいい!



山形市の西側に位置する大曽根地区。

そこから見える山形市の中心部は、なかなかいいものである。



義兄の、新関徳次郎の、商工会議所青年部の後輩である、佐藤和則が経営する佐藤牛肉店から、美味しい肉を購入し、その肉で鉄板焼きをやる。



とても上質な肉なので、数枚食べれば十分である。



その後、大曽根餅つき保存会の会長をしている義兄が作った納豆餅である。

これが、そこら辺で作った餅とは、全然違う。



夜、山二醤油の前は、いたって静かである。



約2年ぶりで花火をした。
まるで、灯籠流しの灯火にも重なる花火。

暑い中、とても胸に残る夜であった。



そして、山をひとつ越えたところに墓があり、汗だくになりながら辿り着く。

三回忌。
次は七回忌。

先ずはそれまで、健康で元気に過ごせれば良い。