先日、午後7時過ぎから、ダイバーシティメディアのアナウンサー勉強会をレストラン・アキヤマで行った。

アナウンサー勉強会は、出来るだけディナーミーティングのカタチを20年近く前から取っている。

食べながらリポートしたり、美味しさをどう表現するかナドナド、実践も兼ねて行う。



鈴木淳予アナウンサー(制作企画部長)と、横山成美アナウンサー、そして、新人の佐藤好リポーターの3人に、制作技術部の鈴木皓大部長と、社会情勢、社会認識、問題意識、報道の役割、アナウンサーとしての倫理観等を、最初に話し合った。



実はこの日の朝、知人の自殺が2件と、自殺未遂が1件情報が寄せられた。

このことから話し合いが始まる。

それぞれの人生だから、それぞれの自殺に至る理由はあるが、政治の責任、報道の責任、社会的風潮の形成など、様々な視点で、個々人の暮らしや生活を考える場がなくなってきている。


籠池問題や加計学園問題、セクハラ疑惑や少年少女への虐待や殺人、アメリカの献金によるカジノ法案の成立過程の疑問、オウム真理教の麻原彰晃達の死刑、さらには台風の災害や西日本の記録的な大雨の被害。

ニュースの内容が、人災にしても天災にしても、とても釈然としないものばかりである。

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩氏の曖昧な合意。

報道が覆う日本国民への影響は、未来に希望が持てたり、納得できる大岡裁きのような政治が行われていない。

与党も野党もである。



そんな、どんよりとしたニュースの中、一時的には、ワールドカップサッカーは、視聴率50%を超えた。

日頃の暗いニュースの中で、唯一の希望のようなキラメキだったのかもしれない。


しかし、Jリーガーが2人しか出場していないワールドカップが、どこまでサッカー界の活力に繋がっていくのだろう。
少しでも、あの時の感動が、観客増に繋がれば良いのだが…。

そんなこともあり、やはり、「小さいけれど、されど尊い物語。」を、本物の価値を探し見つけて放送するダイバーシティメディアの市民チャンネルの在り方は、間違っていないことを、みんなで再認識した。



山形市の山形市立第1中学校で育ったオーナーシェフは、まだ30代。

横浜の中華街から修行が始まり、イタリアンもフレンチも学び、最後は山形の老舗料亭にて修行をして、レストラン・アキヤマをオープンした。

それ以来、予約が取れない店として、さらに注目を浴びている。

こんな近くにも、日本一のレストランがあるのだ。



その後、みんなでカラオケルームに久しぶりに行く。

新人の佐藤好さんの歌が上手いと聞いていたので、是非聞いてみたいと思った。

お金が取れると思った。
それくらい上手い!

鈴木淳予アナウンサーは、CDを販売したこともある、山形ナンバーワンの歌姫。

まるで違うジャンルで、たぶん視聴者の心をつかむと思うが、制作部では、もう少し温めて最終兵器として、佐藤好リポーターの歌を使うらしい。

しかし驚いた。



そして、何年ぶりかのツーショット!
相変わらず、姉御肌の鈴木淳予アナウンサーのエネルギーは、他の追随を許さない。

まだまだ、ダイバーシティメディアの顔である。
しかし、最近では、番組づくりも、だいぶ手がけていて、ディレクターとしても大活躍である。


難しい社会問題やジャーナリズムから、美味しい料理の食レポ、そして、歌って踊る表現力!

多岐にわたって、各々の才能の片鱗に触れ、どこを伸ばし、どの贅肉を削ぎ落とすのか…十分知ることができた。

この夏、ダイバーシティメディアのバイキングステーションから、目が離せないのである。