ラプラスの悪魔…。
それは、19世紀の数学者・ラプラスが提唱した計算によって、未来を予見できる「知性」



地球化学の専門家、櫻井翔演じる青江修介教授と、玉木宏演じる担当刑事の中岡が、不思議な超自然現象による事件に挑む。

原作者の東野圭吾と三池崇史監督がコラボレーションする、非日常の物語が展開する。



温泉地で、硫化水素中毒により、初老の男性が死亡した。



一般的な自然界ではありえない硫化水素中毒死。

密室ならともかく、広い温泉地では濃度があっという間に薄まり、中毒死するはずはない。

その条件を、どう作り出すのか?

犯人は「その場で起きる自然現象を、あらかじめ予測していた」ことになる。

そして、そんなことが出来るとすれば、悪魔か魔女しかいない。

まるで、数学者ピェール=シモン・ラプラスの提唱した未来を予見する知性…ラプラスの悪魔のように。



2つの事件の被害者の接点に浮かび上がる、鬼才の映画監督の甘粕才生(豊川悦司)



その息子が、福士蒼汰演じる甘粕謙人。
生死をさまよい、羽原博士の手術で命を取り止める。



天才的脳外科医は、リリー・フランキー演じる羽原博士。



その娘の羽原円華を、広瀬すずが熱演する。



クライマックスは、息を飲むダイナミックな展開であり、手に汗握るエンディングである。

本当の非日常を味わいたい方には、最高にオススメの一作である。

ムービーオンやまがたでご覧ください。