6月7日(木)、発足して3年を迎えた「高橋畜産元気会」が主催した、高橋畜産食肉グループ創業70周年記念事業では、ホリエモンこと堀江貴文社長、和牛マフィアの浜田寿人氏、高橋勝幸社長のトークショーが行われた。



なかなか、こういうイベントは、受けない堀江社長だが、昨秋のYMF山形国際ムービーフェスティバルの前夜祭の夜に、パレスグランデールで開催された「ホリエモン和牛磨きショー&猫ひろしトークショー」で、和牛磨きの肉を提供してくれた高橋畜産の高橋勝幸社長と意気投合したのがキッカケであった。

会場には約200人の元気会のメンバーや高橋畜産食肉の社員の皆さんが、夕食を食べながらトークショーを聞いた。
自分も、今回、最初のアテンドをした関係で、ご招待を受けたのである。



「高橋畜産元気会」の渡辺正明会長。
自分の中学校の先輩である。

渡辺会長は、高橋畜産食肉の70年の歴史に触れ、特に先代社長のお父上の勝氏の幼少時からの牛との関わり、種付けから販売までの流れを築くに至るまでの、出会いや感動を話された。

昭和23年畜産業を創業し、昭和44年に蔵王上野に「蔵王牧場」を開設された。


また、現社長の勝幸氏より、「今回の70周年事業は、元気会と社員の皆さんとで祝いたい」との話があり、同じチームを大切にする社長だと感激したエピソードを披露された。



その後、高橋勝幸社長、堀江貴文社長、浜田寿人氏が登壇し、トークショーを行う。



司会はダイバーシティメディアの鈴木淳予アナウンサー。



70分にわたるトークショー。

テーマは「和牛の価値について」

堀江社長と浜田氏は、ここ数年、「和牛マフィア」というブランドチームを組織し、「ニッポンの和牛を世界へ」をコンセプトに活動している。

ワインやウィスキーに比べて、「和牛の種付けから子牛を育て販売する手間と時間を考えると、市場値段が安すぎる!」など、和牛の価値の素晴らしさを堀江社長は話し続けた。

浜田氏は、自分がやっている2万円のカツサンドを、サッカー選手のベッカムがわざわざイギリスから買いに来る。
価値を作る努力をし続け、その証がブランドとなる。

また、堀江社長と浜田氏は、この日の昼、高橋勝幸社長の牧場で食べた焼肉が最高の価値だったと、何度も繰り返して話していた。



自分の隣で聞いていた、「元気会」幹事の鈴木浩司さん。

堀江社長の話を、最後は最前列で真剣に聞かれていた。

最後の締めのご挨拶で、鈴木浩司さんは、高橋勝幸さんを、「尊敬できる後輩経営者」と、語られていた。



この日の料理の牛肉について、高橋勝幸社長から解説があった。


それだけの価値が和牛にはあるのだろう。

しかし、高橋勝幸社長は、和牛の価値はさらに上げていく思いを述べながらも、多くの方々に食べてもらえる庶民性にも言及していらした。

とても素晴らしいトークショーだった。



高橋勝幸社長と渡辺正明元気会会長と。



記念品の蔵王牛肉カレーと、ホリエモン達の和牛マフィアの「シャトーブリアン」のTシャツ。

この日、堀江社長と浜田氏が着ていたTシャツ。
買わせていただく。

高橋勝幸社長のお母様の分までステーキをいただき、お腹も、そしてトークショーも、最高の喜びを味わった夜であった。