5月12日(土)から5月20日(日)までの9日間にわたり、山形県において、IWC2018「SAKE部門」の審査会が行われた。

山形県の酒蔵が、過去最多となる3つのトロフィーを受賞するとともに、金賞受賞数は17銘柄に上り、5年連続日本一となる。

改めて、山形県産酒の品質の高さが評価された。



トロフィー酒は、以下の3銘柄。

麓井酒造(酒田市)純米吟醸・「フモトヰ純米吟醸山田錦」

東北銘醸(酒田市)本醸造・「初孫  伝承生もと」

加茂川酒造(白鷹町)古酒・「貴醸大古酒  古時計」

さらに金賞を17銘柄が受賞した。



以前から、「山形県のGI…地理的表示」や「IWCの山形県での開催」に、精力的に活動されていた、山形県工業技術センターの小関敏彦元所長や、出羽桜酒造の仲野益美社長ら酒造関係者の皆さんの「世界一の誇り」と「歴史や文化、自然や風土へのこだわり」に、心より敬意を表したいと思う。

期間中、多くの外国からの来客が山形を訪れ、その歴史や文化などの風土が培った「酒」を、理解していただいたことも、山形県の食文化の価値に、大きな意義を刻んだと思う。

関係者の皆様のご尽力は、山形県のブランド力を高めてくださったと確信する。


数日前、アルコールを飲めない自分であるが、トロフィー酒を一口飲んだ…。

その感動は、これから味わう方々も、同様に感じるのであろう…。
自分の安っぽい言葉をはるかに凌ぐものであるので、自分の感想は書かないでいたい。


市場では売り切れ続出、なかなか手に入らないらしい。
素晴らしい現象が、今、山形の酒造界で起きているのだ。