隣町ダービーとでも言うのだろうか?

B2東地区は、東北の各6県で争っている為、交流戦を除けば、いつも東北ダービーである。

だから、山形 VS 仙台は、まさに隣町ダービーの感がある。

最も親交のある隣の県。
自分の母親の実家も宮城県。
だから、自分の体には、半分は山形県、半分は宮城県の血が流れている。

秋田ノーザンハピネッツ同様、昨シーズンのラストに、B1からB2に落ちて来た仙台89ERS。

パスラボ山形ワイヴァンズとは違う、歴史ある名門チームである。

3月17日(土)、仙台市にて、両チームの公式試合が行われた。



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稀に見る激戦であった。

終始、ディフェンシブなゲームで、ロースコアで推移する。

実は、この2週間、いや正式にはこの1週間、パスラボ山形ワイヴァンズの内部事情は、凄まじい嵐であった。
全ての悪しきものを出し、本来のコミュニケーションを取れたと信じている。

それが、藤岡、高濱、山本、伊澤、オリビエなどのベンチでの喜びや盛り上がりに出ていた。



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ここ数試合、審判へのクレームが、とても少なく、スポーツマンシップを重んじていることに現れているが、パスラボ山形ワイヴァンズは、劇的に変わった。

何よりも、「フォア・ザ・ワイヴァンズ」と「バスケットに集中!」を再確認し、それを実践しているのだ。



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仙台89ERSは、シーズン後半から、流石に強いチームになっている。



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今日も、前回の青森ワッツ戦のように、ビリー、オリビエ、中島らが、スタートから頑張ってくれた。



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無理をしたのか、オリビエが、足首をひねって退場する。



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しかし、それをカバーしたのが、前節は休場していたウィルである。



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伊澤も、それに続いてくれた。



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ロースコアゲームの割には、ワイヴァンズベンチが、まとまっていた。

みんなが、意識を持っていた。
フォア・ザ・ワイヴァンズ!



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佐藤正成選手は、何回か自分たちから、石川裕一GM代行と夜に呼ばれて、キャプテンとしてのミッションを与えられたから、大変だったと思うが、よく勝ち切ったと思う。



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ベンチの声は大きい方が、いいと思う。

その強い気持ちが溢れ出て、藤岡はコートに出ると、元気溌剌であった!



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ビリーもウィルも、ちょっとドライブが多すぎるキライがある。
外国人選手のスリーポイントやフリースローは、最近は入らないのが痛い。

もっとイメージして、強気でしっかり打って欲しい!



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最終的に、パスラボ山形ワイヴァンズは63点。
仙台89ERSは62点である。

本当に大激戦の1点差の試合である。
明日も、厳しい試合だろうが、楽しみである。

両チーム合わせて、仙台のクレイグが1人で21点でトップの得点だった。
ワイヴァンズでは、ビリーが19点、中島が18点。

明日も同一カードである。

胸踊る、さすがプロの技のような、見ている人の心を鷲掴みにするような、最高のプレイを待っている。