3月4日(日)、Bリーグの大河チェアマンが山形入りをした。
以前からそうなのだが、大河チェアマンは、シーズン中に、B1とB2のリーグに所属している全チームを視察観戦する。
山形入りは、昨年の東北アーリーカップ以来になるが、いつも電話やメールでやり取りをさせていただいているので、日頃からお会いしているような親近感がある。
自分の1つ年上の、Bリーグを司っている人物であり、Bリーグができる前は、サッカーのJリーグの常務理事を務められ、今のJリーグを川淵会長と作られてきた。
京都大学、三菱銀行を経て、スポーツビジネスの確立とスポーツ普及の役割を担う。
昼に山形に着かれ、山形の蕎麦を食べて、会場入りをする。
山形交響楽団の園部理事長も来場され、アンセムが流れる。
今日も、多くのファンやブースターなど、約1800人の方々が駆けつけてくれた。
感謝である。
新加入の外国人オリビエは、予想以上の活躍で、とても良い補強だった。
大河チェアマンは、先月、鹿児島で彼の試合をちょうど見たとのこと。
縁である。
今日の試合は、ファンやブースターも含めて、会場に足を運んでくれた方々に対して、バスケットの面白さや魅力を、十分に感じさせるものではなかった。
笑顔で、会場を盛り上げるチアリーダーには救われたが…。
岩手ビッグブルズは、ヘッドコーチを替え、外国人選手を入れ替え、間違いなく以前より強くなったが、我が山形ワイヴァンズのコーチ陣は、感情に左右され、冷静に選手をバスケットに向かわせていないように感じた。
プロのバスケットの試合であり、いちいちジャッジに抗議をする時間があれば、選手をバスケットに向かわせるべきである。
コーチ陣が複数いるのも、そこの冷静さを担保するためであり、機能しているとは思えない。
何度も言っている話である。
どんな人間でも、熱くなればなるほど、冷静な瞬時の判断ができなくなる。
だから、リーダーは熱さと冷静さを持つ人間でなければできないのである。
世界中の何百試合も見ているからであろう。
山形ワイヴァンズ、岩手ビッグブルズ、両チームの選手に関しては、ほとんど知っているのだ。
また、タイミングがあるのにシュートを打てない選手、タイムアウトや選手交替の瞬時の判断など、千里眼を持たれている。
当然だと、あとで合点した。
彼が、日本代表選手やオリンピック代表選手を選ぶ、ナショナルチームのコーチ陣を選ぶキーマンなのだから…。
大河チェアマンの前だったから、良いとこを見せたかったが、惨敗だった。
岩手ビッグブルズが67点。
山形ワイヴァンズが57点。
アンソニーの解除、オリビエの加入で良くなると思ったが、チーム全体が、選手起用と感情処理ができていない。
青森、岩手、仙台、どのチームも、この時期は、大きな動きがある。
プロのコーチ陣も、選手も、他人やジャッジのせいにしてはいけない。
自己責任である。
自分に厳しくあるべきだと思うのだが…。