3月1日(木)、第40回東海大学山形高等学校の卒業証書授与式が行われる。



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271名の卒業生が、3年間過ごした学び舎を巣立って行く。

家族や先生方が見守る中、名前を呼ばれ、しっかりした声で返事をし、卒業証書を凛々しい姿で受け取る。



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担任の先生方も、一人一人の生徒の名前を、噛みしめるように読み上げる。



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ご家族の方々も、大勢参加していただいた卒業式となった。



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阿部校長からは、東海大学の建学の精神や、人間力の話があった。
若い時期に、夢に向かって頑張って欲しいと、エールを送られていた。



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桜ばな、命いっぱい咲くからに、命をかけて、我眺めたり。

客体の価値は、主体の価値に比例する。
その場やその空間、あるいはそこにいる人の価値は、自分の心の中に生成された世界の大きさや重さと同じである。

そんな事を、つい考えてしまう春の門出の日。



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自分も理事長として祝辞を述べる。

しかし、いつもそうなりがちだが、この日も書いてきた原稿を途中で読まず、感じたままを生徒諸君に話す。

私立学校の良さは、それぞれが、違う形、違った色の花を咲かせる芽を出すこと。
自分らしさを見つけることである。

みんなと違ってもいい。
それが、いつか、他とは違った、世界に一つだけの花になる。

それぞれの違いを認め合える多様性こそ、私学の本質だと話す。



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PTA会長の渡邊さんは、竹原ピストルの歌詞を引用して、「大人もみんな、必死に頑張っている」と話されていた。
そんなご家族の方々の愛を、一身に受けて育った卒業生。

素晴らしい卒業式となった。



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岡田恵子副校長の祝電の披露。



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在校生代表の鈴木茉侑さんの送辞。



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卒業生代表の新田天勢くんの答辞は、見事なものであった。



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最期の校歌をみんなで歌う。



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そして、担任の先生方に別れを告げて、退場する卒業生たち。



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強面の先生の目にも涙。
生徒の目にも涙。
愛情いっぱいに指導してきたからこそ、3年間の日々の思い出が蘇る。

家族へ、そして先生方へ、感謝の思いを胸に旅立って行く卒業生271名。

この日を、きっと忘れることはないだろう。



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卒業式が終わり、来賓の方々へ御礼を申し上げる。

旧校舎と新校舎の両方を体験して卒業する初の学年。

新しい東海大学山形高等学校の一期生のようなもので、多くの方々の見守る中で、巣立つことができて、とてもありがたいと御礼を申し上げる。

東海大学相模高校の事務長も参加してくださった。
山形の地域の学校関係者や、町内会の皆さんも参加された。

心から御礼申し上げるとともに、271名の未来に幸多かれと願わずにはいられない。