2月19日(月)、ほぼ毎年行なっている、吉本興業とダイバーシティメディアグループの、事業連携打ち合わせを行った。
相変わらず、大崎洋社長はエネルギッシュで、会議は真剣そのもので、展開は早く、即決で方向性が示される。
ご縁を大切にし、吉本興業グループの頂点に立つカリスマ性を持たれ、畏敬と人情を兼ね備えた方である。
「死ぬまで吉本興業にいる!」と、笑われていたが、もし、吉本興業の社長や会長をお辞めになっても、生涯お付き合いしたい人物である。
大崎社長は、午後4時過ぎに、山形入りされた。
今回の同行者は、映画担当の片岡秀介取締役と、アニメーション担当の中道真記子コンテンツ事業センター長である。
恒例の事業進捗ミーティング。
ダイバーシティメディアグループの事業説明や、YMF山形国際ムービーフェスティバルプロジェクトなどの話をする。
また、東海大学山形高校の多様性の話や、パスラボ山形ワイヴァンズや、4Kプラットホーム、さらには「第4回、発掘!おもしろ東北人!」開催などについても話し合う。
(大崎社長は、最前列の左から2人目、さんまさんの隣)
所属の芸人やタレントなどの芸能人は6000人、社員は約700人の、世界最大のエンターテイメント集団となった。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー、よしもとデベロップメンツ、よしもとアドミニストレーションの3つの会社を含めて、連結子会社27社、持分法適用会社10社の大所帯である。
そして、これまでは、地方、デジタル、アジアがキーワードだったのが、アニメーションや世界貢献がテーマに加わっており、吉本興業がソフトビジネスやエンターテイメントで、地球を覆うような印象を持ったのである。
とても大変だが、とても楽しみなミッションがめじろ押しである。
その後、老舗料亭「四山楼」で懇親会。
再会を祝し、また、雪深い山形まで、とても忙しい大崎社長が、三度、いらしてくださったことに感謝を申し上げる。
自分も大崎社長も片岡取締役も、アルコールは飲まないが、他の方々に、山形の美味しいお酒を飲んでいただく。
美味しい料理の数々だが、前々回来られた時は、「四山楼」さんで食べた「芋煮汁」が忘れられないと大崎社長は言う。
あの時は、芋煮の後に、カレー粉を入れた「芋煮カレーうどん」も出してもらったのだ。
料亭内がカレーの匂いでいっぱいとなったのを記憶している。
それもまた伝説となった。
沢山の話をし、その後の二次会も含めると、7時間30分、ぶっ通しの話し合い。
とても楽しく、何度も笑い、そしてこれからの事業展開がとても楽しみになる。
これこそ、吉本のチカラだな!と思った。
多くの方々に、「笑いと幸福」を与える会社、それが吉本興業だと再認識したのである。