今、1番面白い日本映画をひとつ挙げるなら、「祈りの幕が下がる時」である。

原作は東野圭吾氏。



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松嶋菜々子さんの良さが、様々な場面に出ていて、演じ方が流石だなと感じた。



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そして、阿部寛氏のはまり役の加賀恭一郎。
この2人の人間ドラマが交差する。



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今があるなら、そこに辿り着くプロセス、人間のヒストリーがある。

その辺の描き方が素晴らしく、構成の素晴らしさはもちろん、カット割りのセンスや世界観の広げ方が上手い。

福澤克雄監督。
「3年B組金八先生」「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など、良質なドラマの No.1ディレクターである。
そして、ヒットメーカーでもある。

自分が始めてお会いしたのは、「私は貝になりたい」のキャンペーンで、ムービーオンに当時のSMAPの中居正広さんと一緒に来られた時。

身体が大きい方で、TBSの部長さんだった。
福沢諭吉先生の孫かひ孫とおっしゃっていた。



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本筋に、2人の人間を置く。

その背景描写は素晴らしい。



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溝端順平氏は、とてもいい味を出していた。


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田中麗奈さんも、相変わらず存在感があった。


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目に見える現実の事件。
しかし、その裏にある本質…つまり、過去が作り成す人格や性格。



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主人公の刑事、加賀恭一郎は、全ての点を繋げていく。

それも、素晴らしい洞察力で…。



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寒く厳しい冬だからこそ、映画鑑賞にはピッタリの日々が続く。

映画を観に行くなら、このとっても面白い映画「祈りの幕が下りる時」を、是非、選択してほしい!