ついこの前出会ったような気持ちになるが、実は45年間も過ぎたのである。

山形市立第1中学校の2年生時に同級生になって、友達となり、その後、彼は山形東高校、自分は山形南高校へ進む。

仲間たち7、8人で、一緒にギターを弾いて歌ったり、自分の家や友人の家で、夜中まで様々な話をしたり、同じような行動をとりながら、少しずつ生きている領域を広げ、社会を知っていく。

1人では、なかなか大人の気持ちや社会の常識を知っていくことが難しかった頃、友人の存在は大きかった。

社会人になってからも、実はそうであり、いたるところにいる友人や後輩、先輩たちから、多くのことを学ぶ。



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1月10日(水)に、老舗料亭の亀松閣にて、新年会をする。



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昨年、天に召されたご主人の笹原智美さん。
そのお父上と自分の父親は、山形大学で同級生であり、他には、山形新聞社の相馬元会長やしあわせ銀行の今野元専務などがいらっしゃった。

父と母の結婚式の場所も、この亀松閣で2回したそうである。
仲人が、鹿野道彦元農林水産大臣のお父上の鹿野彦吉元経済企画庁長官夫妻。

とても古い繋がりを感じる。


女将の笹原史恵さんも、気丈に頑張っていらっしゃる。
2人の娘さんが、京都の「瓢亭」と「吉兆」で、板前と女将の修業をする。
お2人が戻り、みんな亀松閣に揃う日を、多くの方々が、心待ちにしている。


この日は、正月という事もあり、岩塩で作った鏡餅を準備されていた。

それをみんなで割る。



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45年前からの友人である藤庄印刷の代表取締役専務の大舩憲司氏、自分の父親が顧問をしていた山形県接骨師会の武田会長の長男、武田光穂山銀リース営業本部長。

昔話や、これからのビジネスアライアンスに花が咲く。
自分たちの関連会社と、藤庄印刷、山銀リース。様々な取り組みをして行けそうである。



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岩塩から出てきたのは、山形牛の座布団。
これをステーキにするのは、笹原智美さんの最近の得意料理だった。


笹原智美さんは、当時の父の後援会の青年部「Yの会」の北部地区Yの会会長。
1984年、「Yの会」は、山形市の20代30代の若者で組成された。
「山形市を発展させたい!より良くしたい!」との趣旨で青年会議所、商工会議所青年部、農協青年部、職域の青年部など、熱い思いが溢れていた。
最大会員24000人を誇った、東北では史上最大の組織となった。
そのエネルギーが、父の4度目の山形市長選挙出馬を後押ししたのである。

「Yの会」の本部役員や各地区のトップの方々は、今や経済界の中心となられている。




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冬の旬の料理が並ぶ。

成長産業とは言えない老舗料理界に、新風を巻き起こし、いつも料理のイノベーションを追求していた笹原智美さん。

雪月花…人を想う。
まさに、この日は雪が舞い降りる中、想いを馳せた。



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龍を4個書いて「てつ」と読む。
置賜の酒である。
前任地が南陽市であった武田部長が持って来てくださった。

自分は、アルコールばダメだが、お猪口半分くらいいただく。

今年は、それぞれが、龍のように天高く舞い、益々の事業の発展を願おうと、杯を交わした新年会となったのである。