日本プロバスケットボール界では初となる、アーリーカップが全国4ヶ所で開催された。

まだ手探りの状態の中での第一歩と、大河チェアマンが話す通り、Bリーグすらも、まだ1シーズンを終えたばかりである。

しかし、今回のアーリーカップの開催の意義は大きい。

本シーズンのチャンピオンシップ、天皇杯、そしてアーリーカップが、これからの3本柱として、プロバスケットボールの普及や、ファン増に繋がれば、日本一のプロスポーツになる可能性がある。



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今回の東北アーリーカップの中日、つまり、9月9日(土)の午後2時15分から、会場である山形市の総合スポーツセンターの一室で、東北プロバスケットクラブ社長会が開催された。


Bリーグからは大河チェアマンが参加する。



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開催地、並びに主管クラブとして、Bリーグ並びに東北6県のクラブ社長の皆さんに、今大会開催のご支援とご協力への御礼を申し上げる。



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Bリーグの大河チェアマンからも、ご挨拶をいただく。


その後、自分が主管クラブである為、議長となり、今大会の収支予算の報告をする。

また、東北各県のケーブルテレビ局で設立している、東北ケーブルテレビネットワークでのゲーム撮影と放送予定の報告。


そして、来年以降のアーリーカップの開催の在り方などを話し合う。

実は、東北地区のみ、5年前の2012年より、既に独自の東北カップを、仙台89ERSの中村社長や、秋田ノーザンハピネッツの水野社長等が開催しており、開催地も持ち回りで、今回の山形開催で一周を終えるのだ。

アーリーカップとしては、史上初の開催であるが、東北カップとしては今大会が6回目の開催となる。

そういう歴史があったからこそ、全国のアーリーカップ開催4地区に、東北地区も入れたのかもしれない。

他の地区は、関東地区(開催地千葉県船橋市)、関西地区(大阪府)、東海・北陸地区(新潟県長岡市)である。

来年以降の全国アーリーカップも、どのような組み立てになるかは、BリーグやJBAとしてもこれからの検討となるようであるが、とにかく東北地区は、これからも東北カップの枠組みで続けていくことを決めた。

やはり、東北はひとつ。
東北六魂祭のスポーツ版だと自分達は思っている。
それだけに、東北を元気にする為の、大きな意義があると思う。

そんな、東北の繋がりを今回の大会でも感じたのである。



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夜は、山形牛の専門店の「佐五郎」にて、今回CMや告知などのご協力を得た、フジテレビの中村スポーツ担当取締役もお誘い申し上げた。



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最高の山形牛と、山形県産の銘酒を頂きながら、バスケット界の様々な話や、放送通信業界の話も含め、若き社長達のエネルギーを感じた。



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大河チェアマンは、自分の一学年上。
他の皆さんは、30歳前後で、まさにベンチャー的にバスケットボールチームを設立された方々。

32歳で、自分達がケーブルテレビ山形を設立した当時を思い出し、とても嬉しく思った。
反面、あれから25年もたった哀愁を感じた。



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数年前までの男子バスケット界は、大企業が中心のNBLリーグ系と、独立系ベンチャー中心のbjリーグに分かれていた。

パスラボ山形ワァイヴァンズは、前者に加盟しており、東北の他5チームはbjリーグに所属していた。

それが、昨年からBリーグとして統一された。



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独立系のベンチャー社長だけあり、皆んなの熱量は素晴らしい。

東北の可能性を感じた。

川淵氏がJリーグからBリーグに移られ、2つの流れを1つの大きな流れに統一した。

それを実務的に成し遂げ、ガバナンスをとっているのが大河チェアマンである。



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日中の会議も当然大切であるが、このような夜の懇親の席も、とても重要である。

本音の話ができるし、リーグのトップの話も伺える。

この日、本来だと翌日の日程の為、大河チェアマンは日帰りで東京に戻る予定を、ご無理を言って泊まって頂いたのである。



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二次会も、夜中まで語り合った。

きっと、アーリーカップも素晴らしいトーナメント戦として輝いていくだろう。

そして、プロバスケットボールのオリジナル性を追求しながら、野球やサッカーの魅力を超えた、本物のエンタティメントスポーツに成長することが求められるのだろう。

皆さん、お疲れ様でした。