いよいよ、藤沢周平原作、篠原哲雄監督作品、東山紀之氏主演、映画『小川の辺(ほとり)』の公開が、全国より二週間先行して、6月18日の土曜日に封切られる。


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オール山形方式…系列が違う四つの地上波局が手を結び、さらには山形新聞、ケーブルテレビ山形、東北ケーブルテレビネットワークの7社が製作委員会に参加という画期的な映画。


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さらには、吉村山形県知事、市川山形市長、民放4局とケーブルテレビ山形のアナウンサー、山形新聞の専務が出演している。


まさに、オール山形の映画であろう。

仕掛人は、小滝祥平プロデューサー。
全国で、唯一、大作の映画を、年間二本のペースで作っている。
それも、フリーのプロデューサーであり、『ホワイトアウト』『真夏のオリオン』『亡国のイージス』『花のあと』等も彼の作品である。


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実は、今回ムービーオンでは、シアター1からシアター10まで、すべてのシアターを使い、初日の6月18日だけで、『小川の辺(ほとり)』を20回上映し、20回すべてで舞台挨拶を行う。

一日中、監督や東山氏はじめ出演者は、ムービーオンにいることになる。

他の県内映画館は、翌日の舞台挨拶となる。

そのムービーオン分のチケット販売は、5月28日午前0時より開始。


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ところが、あまり混みすぎてなのか、インターネット購入ができないのである。


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ムービーオン全体に緊張感が走る。


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結局、チケット販売課の本田が、プログラムをさわり回復したのが午前2時40分だった。


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そのお陰もあり、20回の舞台挨拶つき上映会の総席数「2836席」のうち、残数は今日一日過ぎた時点で「1331席」である。

明日には無くなってしまう勢いである。

舞台挨拶が一度しかない、鶴岡まちなかキネマでは、瞬間でチケットが完売だそう。


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たぶん、日本、いや世界で、主演が20回舞台挨拶をひとつの映画館でやることは、ギネスブックにものるのではないのか?…と、番組宣伝プロデューサーのマッチャンが、調べている。


この大震災の中、ミスタージャニーズの東山紀之氏が、何を話し、どんなメッセージをくれるのか…。

是非、楽しみにしてほしい。