薫風香る5月。
庭の花々も咲きだし、生命が輝く季節が訪れる。
そんな、『命』の大切さを改めて感じたのが、3・11の東日本大震災であった。
仙台東インター辺りから、周囲の雰囲気が少しずつ変わってきた。
宮城県仙台市のシネマコンプレックス、コロナワールド。
泉店は壊滅的な状態であったので、以前からずっと仙台市のコロナワールドのシネコンにお見舞いに行きたいと思っていた。
やはり、こちらにもだれもいなかった。
張り出されている本社へ電話をし、山形県のムービーオンからお見舞いに来た旨を話した。
やはり、再開のめどはたっていないらしい。
一日も早い復興を祈りながら、帰路につく。
しかし、あの日の傷あとが、至る所に残っている。
すぐ隣りの街が、あの津波の大災害にあった名取市と知り、そちらを経由して帰ろうと思った。
尋常ではない光景が目に映る。
次第に、腹の底から熱いものが込み上げてくる。
瓦礫、ひっくり返る車、根こそぎ抜かれている防風林。
ご遺体が多数あがったという荒浜地区。
荒浜小学校までは、警察の方々が規制をしていて行かれなかった。
STAFFユタカ、ゴトウもなんとも…落ち込む。
自分は、悲しくて、やりきれなかった。
怒りもかなりある。
亡くなったことすら、その状況すら分からず、たぶん多くの方々が亡くなったのだろう。
街が無いのだ。
すべてが失われたのである。
道州制が導入され、東北州ができるか、北海道沖縄開発省のように、東北復興省でも、恒常的にできて、100兆円くらいかけなければ、あの広範な被災地は元にはもどらないと思う。
午後2時頃、菅生パーキングエリアに寄り飯を食う。
名物の牛タン麦飯丼を食べる。
全国から集結している自衛隊の方々や警察。
新潟県から消防隊がパーキングエリアに集まっていた。
何かをするには無力さも感じる。
でも、小さなことを結集すれば、何かが進むのかもしれない。
確実に、着実に、大地を踏み締め、亡くなった方々の分まで、頑張っていこうと思った。
合掌。
庭の花々も咲きだし、生命が輝く季節が訪れる。
そんな、『命』の大切さを改めて感じたのが、3・11の東日本大震災であった。
仙台東インター辺りから、周囲の雰囲気が少しずつ変わってきた。
宮城県仙台市のシネマコンプレックス、コロナワールド。
泉店は壊滅的な状態であったので、以前からずっと仙台市のコロナワールドのシネコンにお見舞いに行きたいと思っていた。
やはり、こちらにもだれもいなかった。
張り出されている本社へ電話をし、山形県のムービーオンからお見舞いに来た旨を話した。
やはり、再開のめどはたっていないらしい。
一日も早い復興を祈りながら、帰路につく。
しかし、あの日の傷あとが、至る所に残っている。
すぐ隣りの街が、あの津波の大災害にあった名取市と知り、そちらを経由して帰ろうと思った。
尋常ではない光景が目に映る。
次第に、腹の底から熱いものが込み上げてくる。
瓦礫、ひっくり返る車、根こそぎ抜かれている防風林。
ご遺体が多数あがったという荒浜地区。
荒浜小学校までは、警察の方々が規制をしていて行かれなかった。
STAFFユタカ、ゴトウもなんとも…落ち込む。
自分は、悲しくて、やりきれなかった。
怒りもかなりある。
亡くなったことすら、その状況すら分からず、たぶん多くの方々が亡くなったのだろう。
街が無いのだ。
すべてが失われたのである。
道州制が導入され、東北州ができるか、北海道沖縄開発省のように、東北復興省でも、恒常的にできて、100兆円くらいかけなければ、あの広範な被災地は元にはもどらないと思う。
午後2時頃、菅生パーキングエリアに寄り飯を食う。
名物の牛タン麦飯丼を食べる。
全国から集結している自衛隊の方々や警察。
新潟県から消防隊がパーキングエリアに集まっていた。
何かをするには無力さも感じる。
でも、小さなことを結集すれば、何かが進むのかもしれない。
確実に、着実に、大地を踏み締め、亡くなった方々の分まで、頑張っていこうと思った。
合掌。