今日の日曜日、『やまがた映画博』が閉幕した。

予想通り、最終日の今日は、朝から『ムービーオンやまがた』は多くの人々で賑わった。



山形新聞・山形放送の、年間8大事業のひとつとして、初めて開催された映画博。

山形ゆかりの映画12本が上映された。



山形の庄内映画村で撮影された多くの映画のアイテムや従撮画の展示、映画音楽のジャズコンサートも行われた。

自分も、仕事の合間に、67年ぶりの公開になり、今後もフィルム状態が悪い為に、最後の公開になる可能性がある『銃後の山形県』を見た。

昭和16年(1941年)当時の山形の映像は衝撃的であった。

そして最終日の今日は、昭和33年(1958年)の『顔役』を見た。

山形県出身の伴淳三郎ふんする市会議員候補者と、佐田啓二ふんする悪役ブローカーの絡み合いなど見所も多く、キャラクター性がとてもおもしろかった。

今から50年前の山形市の中心市街地がそこにはあった。

二つの映画の時代…亡き父は、その空間の中で紛れも無く生きていたという事実。

当時、若き父が見ていただろう町並みを、父が亡き後に自分が同じ町並みを見ている不思議…そんななんとも言えない懐かしさを感じたのである。



この映画博が開催された意義は大きいと思う。
できれば、あと10日間あれば、もっと多くの人々に足を運んでもらえたかもしれない。

映画の都…山形。

明日は綾瀬はるか主演の『ICHI』の試写会。

水曜日は高校生限定試写会に、あのスウィングガールズやウォーターボーイフレンドの矢口監督の舞台あいさつがある。

そして、来月は山形国際ムービーフェスティバルがやってくる。

秋…映画には最高の季節。

物語は始まったばかりである。