山形の春は、桜だけではなく、すべての花がいっせいに咲く。
花々が街から溢れる出る感じがする。

2月になると、まだ雪が積もっているのに、テレビ局では春番組の準備を始める。

自分は今日編集をした。『街の風景や人々の息吹』を、音楽に乗せて「小さな、されど尊い物語」を繋ぐ番組である。

自分で言うのも変だが、普段見慣れた光景が、映像化すると、まるで違った街に変わる気がする。

曲は山崎まさよしの『One more time,One more chance』

叶わないかもしれないけれど、自分の中にあるホントの愛を奏でている。

『真実の愛』…ふたりの愛の成立ではなく、自分の心の確信を伝えている曲。

桜の花や卒業式、出会いと別れ…そんな映像にとても合う。

すべての映像を繋ぎ合わせた最後にメッセージを入れた。
『出会いが奇跡をよび、願いが物語をつくる。』 今の自分の心境である。

雪が溶け始める頃、また新しい物語が始まる予感がする。