「ラップ」

音楽ついでにラップの話でもしようじゃないか

俺はラッパーじゃないが、たまに詞を書きたくなることがあるんだ
かすんだ目で待つんだ
イメージと言葉のレースに勝つんだ
不意に訪れるそのときに備え
息を堪え、気付かれないよう忍び寄るイメージのそばへ

ラッパーもいつもこんな風に言葉選んでるのかなー大体
なんて考えながら大概のことは毎回分かる
ラッパーがラップに至る前の段階
断崖絶壁で鉄壁の言葉集める時間帯
段違いのラップかますため団体属さず腕磨く闘い

それで飯食ってる奴はすごいよ
それに比べて会社は食えなくなるリスク恐怖症持ちの集いよ
あるいはクドイおやじの不条理をシロと言える苦労ビト
みんなの心に潤いを

ラップの話に戻ると、最初は「韻」ばかりに目が行くんだ
「韻」踏んでてすげぇなんて思う輩はくさるだけいるさ
なら聞くが、肉が震えるほどの爆音の中の静寂を知ってるか?
本物聴けば分かるさ
気付けば言葉に埋め尽くされた世界にいるんだ
そして気付くんだ
傷ついた一人乗りの椅子に居座るだけの自分さ

それほど高く飛ばすラッパーは数少ない
セイホーだけの能無しラッパーなんか向くな
無垢な故の屈辱から覚えたズルさ武器にレコ社なんかに尻尾振るか

ラップ聴くときはよく覚えておきましょう

では