【保有株分析】ZTS(ゾエティス)~その1~ | ひよっこ投資家Lv1の試行錯誤日記

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米国個別株に投資している、20代後半サラリーマンの日記です。
確定拠出年金や積み立てNISAでインデックス運用もしていますが
個別株の話がメインです。

ブログにお越しいただき

ありがとうございます。

ひよっこ投資家Lv1です。

 

先週紹介したFBに続いて

今日はZTS(ゾエティス)の

分析をしていきます。

*ZTSは知らない方も

いらっしゃると思いますので

事業内容から詳しく

書いていきます*

 

0-a)沿革

2013年に米国製薬会社大手の

PFE(ファイザー)の

アニマルヘルス部門が

スピンオフして

設立された会社です。

 

1950年にファイザーが、

家畜を感染性微生物から守る

抗生物質テラマイシンを発見。

それをきっかけとして

1952年にアニマルヘルス事業部門が

設立され、1993年に寄生虫駆除剤

デクトマックスを発売し

ロングセラー商品になりました。

 

1997年発売の初の犬用非ステロイド

消炎鎮痛剤リマダイル、

1999年発売のノミの駆除などの

スポット剤レボリューション、

2004年発売の単回投与で効果持続の

家畜用抗生物質ドラキシン、

2006年発売の猫の

細菌性皮膚感染症の治療薬コンベニア、

2007年発売の犬用の

初の制吐剤セレニアなど
300以上の製品ラインで多様な

製品ポートフォリオを有しています。

医薬品業界は

研究開発費が多額になるため

ある程度規模が大きくなると

有望な商品をもつ小さな会社を

買収していくのが

メイン戦略になりやすいです。

 

ゾエティスも買収によってさらに

充実していく戦略です。

 

 

0-b)事業内訳

2019年第一四半期での

事業売上の内訳は

以下の通りです。

 

内訳について

詳しくみていきます。

 

家畜事業とペット事業

の売上内訳は以下の通りです。

 

犬と猫、馬がペット事業で

それ以外が家畜事業です。

 

犬と猫向けの事業が

一番売上規模が大きいことが

わかります。

 

地域別の売上はどうでしょうか。

アメリカが圧倒的です。

 

アニマルヘルス市場では

世界シェアトップです。

特に、北米・南米で

トップシェアをほこります。

 

0-c)売上等推移

ZTSの売上、営業利益の推移は

以下の通りです。

営業利益率は以下の通りになります。

営業利益率が綺麗に

右肩上がりで伸びています。

 

売上高は2014年から2016年まで

横ばいで推移していましたが

営業利益は右肩上がりです。

 

念のため、営業キャッシュフローと

営業キャッシュフローマージンも

確認します。

 

営業キャッシュフローの推移は

以下の通りです。

営業キャッシュフローマージンの

推移は以下の通りです。

莫大な研究開発費がかかる

ヘルスケア業界で

営業キャッシュフローマージンが

30%台というのは驚異的です。

 

 

2017年以降に営業キャッシュフローが

急拡大したことがわかります。

 

2017年にはバイオファーマの

Nexvet(ネクスベット)、

2018年も血液検査機器で

有名なAbaxis(アバキス)を

買収したことが影響していると

思われます。

 

その2に続きます。

 

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