リース業界大変!
どうやら、政府はリース取引を減価償却扱いする方向で検討しようとしているみたいです。そうなりますと、リースの営業的な強みが弱くなり、企業がリースを利用しなくなるという事態になります。当然、リース業界は猛反対ですが、もはやMファンドでちゃっかり儲けたオリックスの宮内会長にはこれを抑えるような政治的パワーは無くなってきたということと、やはり国際的にもリース取引を減価償却扱いしている現状を考えれば当然そうなるだろうと思われます。
グレーゾーン金利の廃止はいいことだ
上限金利の引き下げ、アイフルやクレディア、UFJニコスなどのノンバンクが本日の値下り率上位に入っています。自民党の「貸金業制度等に関する小委員会」でグレーゾーン金利の廃止について意見が一致し、DCカードや三井住友カードなどの銀行系カード会社も18%への下げを決めた模様だからだそうです。18%や20%に上限金利を引き下げた業者が、他社の高金利の顧客を切り崩しに動く事態が予想されており、競争が激しくなるものと思われ、これが借り手にとって非常に低金利の恩恵がやっとうけることができるからこれは社会的には有意義ではないかと思われます。ただし、ノンバンク系の業績については不透明感があり、株価は当分は低迷するものと予想されます。
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